3人に1人は、他人の携帯を覗き見た経験あり――アイシェア調べ

» 2006年09月05日 23時55分 公開
[ITmedia]

 アイシェアは9月5日、携帯電話のマナー、迷惑メール受信設定の実態に関する調査結果を発表した。調査は無料メール転送サービス「CLUB BBQ」のリサーチモニターを対象に、8月29日から同31日まで実施したもので、有効回答数は520人。

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 調査によれば、公共の場で他人の携帯画面をのぞき見た経験があるのは約36%。また、携帯電話宛ての迷惑メールはキャリアの対策が進んでいることもあり、50.4%が「届いていない」と回答している。利用者側も61%が「指定受信利用」を行っており、迷惑メールを受信した後も、70.2%が開封せず削除し、25.7%が開封しても後に削除している。

 どのような場所で携帯電話での通話に不快を感じるかという質問に対しては、映画館が81.2%と最多。次いで「電車・バス中」が73.8%、「美術館・図書館」が73.3%、「コンサート会場」が70.4%、「病院」が65.8%と並んだ。

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 携帯でのネット利用やメール、ゲーム操作について不快と感じるのは「病院」が49.6%、「映画館」は38.8%、「コンサート会場」では35.4%と、通話よりも低い数値になっている。飲食店で不快を感じる率は7.5%とさらに下がり、メール操作やネット閲覧など声を出さない利用に関しては、使っても良いと判断されている。

 マナーモードの利用状況は、「電車・バス中」が75.2%、「美術館・図書館」が73.8%と7割を超えた。そのほか「コンサート会場」は67.5%、「レストラン」が56.7%、「仕事中」が59.6%となっている。電源をオフにしている場所は、69.2%の「病院」と「飛行機」の59.6%が圧倒的に高い数値となっているが、その他の場所では、映画館やコンサートホールなどでも、電源をオフにする利用者は3割以下と、比較的少ないことが分かった。

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