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肌チェックで双子も見分ける──ニブンビジョンの顔認証ソフト

「SH902i」に顔認証ソフトを提供したニブンビジョンが、肌認証を取り入れた認証ソフトの新バージョンを開発した。顔と肌の組み合わせで、認証精度は従来の2倍に向上するという。
2006年04月26日 19時57分 更新

 ニブンビジョンは、顔認証ソフトウェアの新バージョン「face Recognition SDK v1.2.3」に、肌認証機能を搭載した。顔認証アルゴリズムと肌のテクスチャパターン比較の組み合わせにより、前バージョンに比べて認証制度が約2倍向上しているという。

 顔認証は、目や鼻、口などの特徴点をあらかじめ登録し、認証時の顔の画像データと照合して本人確認を行うもの。これに肌のシワや毛穴、凹凸などの特徴も付加してデータ照合を行うことで、認証精度を向上させた。同社では、顔の特徴点のみでは判定が困難な双子の識別能力も向上したと説明している。

Photo 顔認証と肌認証を組み合わせたface Recognition SDK v1.2.3の認証フロー。表情による変化の影響を受けにくい額や頬の肌情報を抽出し、顔の特徴点と組み合わせて認証を行う

 同社の顔認証ソフトは、ドコモのシャープ製端末「SH902i」に採用された実績があり(2005年12月の記事参照)、新バージョンも同等の動作環境で稼働するという。カメラ性能については「理想的な解像度はVGAだが、30万画素のインカメラでも各種の調整を行うことで利用できる」としている。

 face Recognition SDK v1.2.3は、7月19日から7月21日まで東京ビッグサイトで開催される「Wireless Japan 2006」に出展される予定。

[後藤祥子,ITmedia]

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