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4月8日〜4月14日:

5分で分かる、今週のモバイル事情

ソフトバンクの孫正義社長がボーダフォンに就任する意向であることが分かった。JCBに続き、トヨタファイナンスがQUICPayサービス提供を表明。またKDDIは三菱東京UFJ銀行とともに携帯決済に特化した銀行を設立する。
2006年04月14日 23時59分 更新

ボーダフォン社長に孫氏就任、各種サービスは継続

 4月14日、ソフトバンクの孫正義社長が、ボーダフォン日本法人の社長に就任する意向であることが分かった(4月14日の記事参照)。4月中にも正式に決定する見込みだ。なお、副社長にはソフトバンクBBの宮内謙氏の就任が決まっている。

 また同日、ボーダフォンとソフトバンクは「お客様第一主義の継続」と題する声明を発表した(4月14日の記事参照)。既存のボーダフォンユーザーはボーダフォンライブ!で利用するeメールアドレスのドメイン名として、「vodafone.ne.jp」を継続して利用できるようにする。またLOVE定額や家族通話定額などの定額サービス、およびハッピーボーナスなどの基本使用料割引サービスなど、現在提供しているサービスは継続して提供する。

海外で使えるシンプルFOMA「SIMPURE L」発売

 NTTドコモは4月14日、LG電子製のFOMA「SIMPURE L」(L600i)を全国で発売した(4月14日の記事参照)。国際ローミングサービス「WORLD WING」に対応した低価格端末で、1万円を切る価格となっている。LG電子がドコモ端末を提供するのは初めて(4月14日の記事参照)

 ドコモが3月に発表した新しいラインアップ「SIMPURE(シンピュア)シリーズ」の第1弾端末。SIMPUREシリーズは、W-CDMA、GSM、GPRSのネットワークに対応しており、海外に持って行ってそのままiモードやiモードメール、SMS、テレビ電話などの機能が利用できる(3月6日の記事参照)。同時に発表された「SIMPURE N」(3月7日の記事参照)の発売日は4月中となっているが、詳細は未発表。

QUICPay対応のイシュア、2社目はトヨタファイナンス

 トヨタファイナンスは4月10日、FeliCaを利用したクレジットサービス「QUICPay」を提供すると発表した(4月11日の記事参照)。JCB以外のカード発行会社(イシュア)がQUICPayに対応するのは初めて。トヨタファイナンスが発行するクレジットカード「TS CUBIC CARD」の個人ユーザーであれば、QUICPayを追加申し込みすることで利用できるようになる。

 QUICPayはJCBが中心となって推進する小額決済サービスで、モバイル環境での小額決済を推進する協議会「モバイル決済推進協議会(MOPPA)」(2005年10月25日の記事参照)の共通インフラとなっている。

KDDI、三菱東京UFJ銀行と新銀行設立へ

 KDDIは4月13日、三菱東京UFJ銀行とともに新銀行の設立に向けて話し合いを進めていることを認めた(4月13日の記事参照)。一部マスコミが報じたもので、両社は金融事業で提携し、携帯電話を利用して買い物時の支払いなどに特化した新銀行を設立、サービスを開始するという。KDDIでは新銀行設立の動きは事実だが、詳細は未定とコメントしている。

 金融業界へ近付こうとする移動体通信キャリアの動きが出てきたのは、2005年頃からだ。NTTドコモは2005年に三井住友フィナンシャルグループと資本・業務提携(2005年4月27日の記事参照)、2006年にみずほ銀行と業務提携している(3月6日の記事参照)。ドコモの提携はクレジットサービスの「iD」(2005年11月8日の記事参照)や、iDを利用して自社でカード発行を行う「DCMX」(4月4日の記事参照)を展開するためのものだが、KDDIはクレジットサービスの提供については否定している。

[吉岡綾乃,ITmedia]

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