Sony Ericsson決算、日本市場貢献で利益3倍

» 2006年04月14日 08時13分 公開
[ITmedia]

 Sony Ericssonが4月13日発表した第1四半期(1〜3月期)決算は、売上高が前年同期比55%増の19億9200万ユーロ、純利益は3倍強の1億900万ユーロとなった。

 同四半期はウォークマン携帯の新モデルや初のサイバーショット携帯を発表。KDDIとNTTドコモ向けの新機種が貢献してハイエンド製品の比率が高まった結果、平均販売価格は4%上昇して149ユーロとなった。

 出荷台数は1330万台で、前年同期より41%増加。市場全体の伸びは上回ったが、前期比では17%減少した。

 世界の携帯電話市場は予想を上回るペースの成長が続いているとして、Sony Ericssonは2006年の台数ベース予想を9億台強に引き上げた。同社のこれまでの予想では、2005年の約7億8000万台から10%増を見込んでいた。

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