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NEC、携帯・PDA向け高精度顔認証エンジンを開発

出入国管理システムなどで利用されている顔検出/顔照合エンジンをベースに、携帯などで利用できるよう再設計した顔認証エンジンを、NECが開発した。セキュリティ用途も見込んでいる。
2006年04月13日 23時05分 更新

 NECは4月13日、携帯電話や携帯情報端末などのモバイル機器に搭載可能な、コンパクトな高精度顔認証エンジンを開発したことを発表した。

 出入国管理システムなどで実績のある、同社の顔検出/顔照合エンジン「NeoFace」に用いている技術をベースに、小型プロセッサ向けに再設計することで、メモリ使用量を従来比5分の1にコンパクト化されている。

 同エンジンでは、登録した顔画像から顔向きの変化や、照明の変化をシミュレートする摂動空間法が採用されており、様々な照明条件下でも、高精度な顔認証を行うことが可能だという。認証に要する時間は、ARM9 216MHzで、顔検出時間を含めて約0.3秒と高速だ。

 携帯やPDAのほか、人物監視にも利用できるよう、組み込み機器向けセキュリティ技術としての展開も検討している。同社は今後、今回開発したモバイル機器向け高精度顔認証エンジンの早期の実用化を目指し、研究開発を行っていく予定だ。

[ITmedia]

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