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W-ZERO3以外のウィルコム端末へも対応を検討――インテリシンク (1/2)

携帯からのリモートアクセス/データ同期ソリューションを企業に提供するインテリシンクが今後のロードマップを発表。W-ZERO3のバッテリー持続時間が延びるというソフトウェアアップデートについても触れた。
2006年04月12日 22時43分 更新

 インテリシンクは4月11日、携帯・PDA向けソリューション「Intellisync Mobile Suite」の2006年の営業・マーケティング方針について発表した。

ay_ims.jpg インテリシンク営業・マーケティング担当副社長の井手龍彦氏

Intellisync Mobile Suite 7は5月に発表予定

 Intellisync Mobile Suiteは、携帯電話やPDAから企業内のサーバにアクセスし、データを同期したり、プッシュEメールを受け取れるサービスだ。最新版のIntellisync Mobile Suite 6は2004年10月に発表され(2004年10月28日の記事参照)、その後デバイス管理機能を中心に機能を強化したり(2005年5月17日の記事参照)、対応機種を増やしたりといったアップデートがなされてきた(2005年2月15日の記事参照)

 井手氏によれば、最新版のIntellisync Mobile Suite 7は、2006年5月に発表予定。最新版では、Lotus Domino 7をサポートするほか、ASP提供する場合に便利な機能を強化する(Webブラウザから簡単に自社デバイスの管理ができる、携帯端末から直接申し込みができる、プッシュメールのパフォーマンス向上など)という。

 もう1つ重点を置いているのが、対応キャリア・対応デバイスの拡大だ。「米IntellisyncはNokiaの子会社となるが(2005年11月17日の記事参照)、それによって対応するデバイスメーカーが限定されるということはない。引き続きより多くのキャリア、端末で利用できるよう、対応を進めていく」(井手氏)

 Intellisync Mobile Suiteに対応する携帯用クライアントは、OSによって大きく4つに分けられる。最も多機能で、ほぼすべての機能を利用できるのがWindows Mobile版(ウィルコム「W-ZERO3」が対応)、次いでSymbian版(ボーダフォン「702NK/702NKII」、ドコモ「M1000」などが対応)、最も機能が限定されているのがDoja/J2ME版(ドコモ、ボーダフォンのJava端末が対応)となっている。「Windows MobileでないPHS、つまりW-ZERO3以外のウィルコム端末にも対応したいと考えている」(井手氏)

ay_ims02.gif クライアントによって、利用できる機能が異なる

 現在、クライアントとして利用されている携帯の数ではDoja/J2ME版が多いが、上述の通り機能が限定されることから、データのブラウズ機能を中心に利用されている。しかし徐々にデータのシンクロをしたいというニーズが増えており、702NKIIを導入する企業が増えているという。W-ZERO3はまだ本格的な導入例がないが、現在テストのために少ない台数で試用している企業は多いという。また、ウィルコム社内でもIntellisync Mobile SuiteとW-ZERO3を組み合わせての運用を開始した(4月6日の記事参照)

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[吉岡綾乃,ITmedia]

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