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3月25日〜31日:

5分で分かる、今週のモバイル事情

iD導入店舗の発表が目立った1週間。非接触ICを利用した第4のクレジットサービスも登場した。KDDIはEZナビウォークに3D表示機能を追加した。
2006年03月31日 23時59分 更新

KDDI、3D表示が可能なナビゲーションサービス

 ナビタイムジャパンは3月27日、KDDIが提供する携帯電話向けの歩行者ナビゲーションサービス「EZナビウォーク」に、出発地や目的地、交差点などを立体的に表示する機能を追加すると発表した(3月27日の記事参照)。対応機種は「W43T」。サービス提供は4月下旬からとなる。

 ナビを利用しているユーザーが迷いそうなところで立体地図を自動起動する。「歩き出しの方向が分かりにくい」「目的地が近いはずなのに分からない」といった声に応えるサービスだ(3月27日の記事参照)。EZナビウォークは着々と新機能を実装しており、「EZ助手席ナビ」(2005年9月1日の記事参照)や「声de入力」(1月12日の記事参照)に続く新機能となる。

iD、コンビニや家電量販店での採用進む

 ドコモが提供する、おサイフケータイを利用したクレジットサービス「iD」(11月8日の記事参照)。導入店舗の発表や、ドコモとの提携発表が相次いだ週だった。導入店舗で目立つのは、コンビニチェーンや家電量販店だ。

 27日にはイオンとドコモの協業が発表された。ジャスコ、サティ、ミニストップといったイオングループの店舗でiDが利用できる見込みであるほか、イオンクレジットサービスからiDに対応するクレジットカードが発行される(3月27日の記事参照)。また、am/pmも全店舗でiDを導入すると発表(3月27日の記事参照)。am/pmではレジ決済だけでなく、店内に設置された三井住友銀行のATMでキャッシングも行える(3月6日の記事参照)

 28日にはドコモとローソンが資本・業務提携し、全店舗でiDとトルカを利用できるようにすると発表した(3月28日の記事参照)。翌29日には家電量販店のノジマ、コジマも全店舗でiDに対応すると発表している(3月29日の記事参照)

 ローソンだけでなく、ドコモではさまざまな企業への出資を行っている。ドコモ社長の中村維夫氏は、買収・出資に5つの方向性があると話した(3月30日の記事参照)

第4の非接触ICクレジットサービスが登場、Suicaの加盟店をJCBとUCカードが開拓

 ドコモのiD以外にも、非接触ICを利用した小額決済に関連するニュースが目立った。オリコは非接触IC決済「PayPass」を千葉県の複合型商業施設「イクスピアリ」で導入、PayPass対応の「イクスピアリカード」を発行する。PayPassは米MasterCardが展開している非接触ICを利用した小額決済クレジットサービスだが、iD/QUICPay/スマートプラスとは異なり、FeliCaチップを利用していない(3月28日の記事参照)

 また、JR東日本が提供している交通チケット/電子マネー「Suica」に対応する店舗を、JCBとUCカードが開拓する。プラスチックカードのクレジットカードとSuicaの両方に対応する共用端末を開発、加盟店に設置していく(3月30日の記事参照)

ウィルコム、全機種で国際電話サービス

 ウィルコムは4月24日から、契約しているすべての端末で、事前に申し込みをすることなく国際電話がかけられるようにする(3月27日の記事参照)

 課金は30秒単位。サービス開始以降は「010」の後に相手先の国番号と電話番号をダイヤルすれば通話できる。無料通話が含まれる料金プランで契約している場合は、国際電話の通話料金も無料通話の対象となる。

さて、来週は?

 4月1日からは、携帯向け地上デジタル放送「ワンセグ」が放送を開始する(2005年9月27日の記事参照)。また、4月4日にはドコモがクレジット関連事業について発表を行う見込みだ(3月28日の記事参照)

[吉岡綾乃,ITmedia]

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