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JCBとUCカードがSuica加盟店の募集を開始

JR東の電子マネー「Suica」が利用できる加盟店開拓業務を、JCBとUCカードが行う。プラスチックのクレジットカードとSuicaの両方を読み取れる共用端末を、Suicaエリア内にあるJCB/UCカードの加盟店を中心に設置していく。
2006年03月30日 18時09分 更新

 東日本旅客鉄道、ジェーシービー、ユーシーカードは3月30日、Suica加盟店開拓に関する業務提携に合意したと発表した。JCBとUCカードは、Suicaが利用できる地域にある店舗を中心にSuica加盟店を開拓するほか、売上処理などの加盟店業務を包括的に行う。

 Suicaは、JR東日本が推進するFeliCaを利用した電子マネーで、交通乗車券としてのほか、店舗の小額決済用としても導入が進んでいる(特集参照)。JCBとUCカードは、クレジットカードとSuicaの決済が両方行える共用端末を店舗に導入し、加盟店を開拓していく。3月30日からSuica加盟店の募集を開始し、4月中旬から共用端末の利用を開始する。

 設置される共用端末は、クレジットカード(磁気ストライプ)とSuicaの両方の決済が行えるもので、JCBが推進する非接触IC決済サービス「QUICPay」などは利用できない。端末に「クレジットカード」「Suica」というボタンが付いており、店員がどちらかのボタンを押してから決済処理(カードを通す/Suicaをかざす)を行う。クレジットカードの専用端末で、電子マネーに対応したものはこれが初めて。

 JCBとUCカードでは、既存のクレジットカード加盟店だけでなく、新規加盟店も開拓していく。既存の加盟店の場合は、すでに設置してあるクレジット決済端末を、新型端末に置き換えていく形でSuica加盟店を増やしていくことになるという。「すでにクレジットカードに対応している加盟店でも、スーパーマーケットなどからは小額決済や電子マネーに対応したいという声がある。そういう声に応えられる」(JCB広報部)

photo クレジットカード・Suica共用端末。JCB用は日本カードネットワーク製「JET-STANDARD」、UCカード用はNTTデータ製「INFOX」

[吉岡綾乃,ITmedia]

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