3月7日から開催されている「IC CARD WORLD 2006」では、おサイフケータイやFeliCaの最新動向をチェックできる。会場奥に設けられたFeliCaワークショップ会場では、「三井住友カードiD」を使い、コンビニエンスストア「am/pm」内に設置したATMでのキャッシングをでデモンストレーションしている。
これまでam/pm全1100店舗に設置していた三井住友銀行のATMを改修する形で対応する。サービス開始の3月27日時点では、全店舗が対応する予定だという。
ATMの画面で「おサイフケータイ」を選び、続いてケータイクレジット「iD」を選択。画面の案内に従ってiDをインストールした携帯電話を置くと、キャッシングのメニューが現れる。キャッシング可能な金額は、機械の制限により最大10万円。現状は貸し出しのみで、返済や残高確認には対応していないが、2006年度中には対応予定だという。
携帯電話を使ったクレジットサービスには、JCBのQUICPayやUFJニコスのスマートプラスなど複数規格が存在するが、今回の対応はiDのみ。ただし「三井住友銀行としては、すべての規格が使えるほうが望ましい」とした。
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