誠誠

» 2006年01月28日 15時55分 UPDATE
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モバイルSuicaスタート、初日の様子は……。

1月28日からJR東日本のモバイルSuicaサービスがスタート。首都圏の主要な駅ではブースを設けてPRと案内を行っている。サービス初日、池袋駅のブースにお邪魔して、モバイルSuicaアプリを設定してみた。

[吉岡綾乃,ITmedia]


 1月28日、JR東日本の新サービス「モバイルSuica」がスタートした(1月28日の記事参照)。1月28日から4月30日までの期間中は、首都圏の主要駅にモバイルSuicaサービスの案内ブースが設置される。サービス初日、池袋駅のブースの様子をリポートする。

仮番号発行の所要時間は40分程度

 案内ブースは、東京、品川、渋谷、新宿、池袋、上野、横浜、川崎、吉祥寺、八王子、大宮、錦糸町、船橋、千葉の各駅に設置されている。ドコモとauの両方のブースがある駅と片方のブースしかない駅があるなど、駅によってブースの規模やサービス内容は少々異なる。

 JR池袋駅のブースは、中央改札内のコンコースに設置されている。JR東日本企画が運営する「案内ブース」は28日12時にオープンした。

ay_jr01.jpg 28日12時、案内ブースがオープン

 案内ブースでは、モバイルSuicaのサービス内容についての案内を行うほか、ビュー・スイカカードの申し込みや、モバイルSuica会員の登録に必要な仮番号の即日発行を行っている。

 カウンターで、ビュー・スイカカードの申し込みをするのに必要な時間が10〜15分程度。その後30分程度経ったら再度ブースに戻ると、仮番号を受け取れる。所要時間は合計40〜45分程度というところだ。

ay_jr02.jpg ブースでビュー・スイカカードの仮申し込みをすると、この用紙に仮番号を貼ったシールを貼って手渡してもらえる。仮番号を入力することで、モバイルSuicaが利用できるようになる

 注目度はなかなか高い。通行する乗客が足を止めて眺めたり、コンパニオンからパンフレットやポケットティッシュを受け取ったりしていた。12時から30分程度の間に、6人がビュー・スイカカードの申し込みを行っていた。

 JR東日本では、1年間で100万人のモバイルSuica会員獲得を目標としているが、各駅での会員獲得ノルマは特にないそうだ。「新サービスなので、今は多くの人に告知することを第一に考えている。今は『モバイルSuicaって何?』という問いにまずは答える期間。3カ月間はまず種を蒔く時期だと考えている」(案内ブース担当者)

 モバイルSuica非対応機種である「D902i」を手にした人が、「この携帯、先月買ったばかりなのに、どうしても使えないの?」とスタッフに質問するシーンも見かけた。「携帯電話はいつか買い換えるもの。現在対応機種を持っていらっしゃらない方にも、今は説明だけして、『携帯電話を切り替えたら使ってくださいね』と告知するようにしている」(同上)

 案内ブースのすぐ近くには携帯ショップ「Ekimobi(エキモビ)」があり、アプリのダウンロードや設定などで困った場合は、Ekimobiのスタッフが相談に乗るという。JR東日本の関連会社、東日本キヨスクが運営する携帯ショップで、ドコモ、au、ボーダフォンの3キャリアの携帯電話を販売する。現在池袋の駅構内に第1号店を構えている。

ay_jr03.jpg 池袋駅中央コンコースにあるEkimobi(左)。Ekimobiでは、モバイルSuica対応機種を新規購入あるいは機種変更を行うと、Suicaのキャラクターであるペンギンのスイカ味のキャンディ(非売品)、キーホルダー、ポケットティッシュがもらえるキャンペーンを実施中(右)

アプリのダウンロード&設定には20〜30分程度必要

 28日の4時からは、モバイルSuicaを利用するためのアプリがダウンロードできるようになっている。記者はW32Hで設定を行ってみた。

 アプリはモバイルSuicaのサイトからダウンロードする。iモードが「iメニュー」→「メニューリスト」→「交通/地図/旅行」→「鉄道/バス」→「JR東日本」→「モバイルSuica」。EZwebは「EZ FeliCaメニュー」→「EZ FeliCaサイトへ」→「サービス一覧」→「鉄道」→「モバイルSuica」からアクセスできる。

 モバイルSuicaを利用するには、FeliCaチップへの読み書きを行うための「Suica設定アプリ(約90Kバイト)」と、「モバイルSuicaアプリ(約390Kバイト)」の2つのアプリをダウンロードする。

ドコモ端末の場合は「鉄道・バス設定iアプリ」も必要。合計3つのアプリをダウンロードすることになる。
ay_jr04.jpg モバイルSuicaアプリとSuica設定アプリ

 アプリを起動したあとは、モバイルSuica会員登録を行う。入力する内容は、氏名(漢字)/氏名(カナ)/生年月日/性別/郵便番号/都道府県/市区郡/町村/番地/自宅電話番号/PC用メールアドレス/携帯電話番号/携帯電話メールアドレス/携帯電話メールアドレス(確認用)/Suicaパスワード/Suicaパスワード(確認用)/秘密の質問(パスワードの再発行に必要)/秘密の質問の答え/クレジットカード種別/クレジットカード番号/カード有効期限。入力が必要な情報が非常に多いので※、PCが利用できる場合は、PCでモバイルSuicaサイトにアクセスし、仮会員登録をしておくことをお勧めする。

※「えきねっと」の会員であれば入力項目は少なくて済む。

 定期券でないSuicaカードや、ビュー・スイカカードからバリューを移し替えることはできないため、ほとんどのユーザーは初期設定を続けることになるが、有効期限の残っているSuica定期券(通勤用)を持っている場合のみ、モバイルSuicaへの切り替えが可能だ。切り替えを行う場合は、必ず改札の外で行うこと。入場記録が消えてしまうためだ。

 入力項目が非常に多い上、W32Hでは、半角数字を入力するフィールドがなぜか必ず半角英字で入力するようになっているため、電話番号やパスワードなど、数字を入力すべき画面では毎回数字への切り替えが必要になり、かなり入力は面倒だった。しかも20分間入力がないと、タイムアウトしてしまい、最初から入力やりなおしとなる。

 全ての項目を入力し、初期設定が終わるまでには20〜30分かかる。カウンターでビュー・スイカカードを申し込んだ場合は、30分の待ち時間の間にアプリをダウンロード・設定するとちょうどよさそうだ。

ay_jr05.jpg 全項目登録が済み、モバイルSuicaアプリを起動したところ(左)、案内ブースでは「モバイルSuica入会・登録ガイド」を配布している。非常に分かりやすくまとまっているので、アプリのダウンロード・設定の前に目を通しておくことをオススメ(右)

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