フィンランドのNokiaは11月2日、S60プラットフォームを搭載したスマートフォン向けの新ブラウザを発表した。S60のライセンシー向けに提供する。
新ブラウザは、AppleのSafari Web KitのWebCoreとJavaScriptCoreコンポーネントがベースとなっている。オープンソースプロジェクトで開発されたデスクトップ用のレンダリングエンジンを利用して、スマートフォン上でWebサイトの使い勝手向上を図った。
Web閲覧に際しては元ページのレイアウトを維持でき、ミニチュアページでスクロールの量を減らしてページナビゲーションを簡素化。ポップアップ遮断やテキスト検索機能を備え、RSSフィード、Dynamic HTMLをサポートする。
ブラウザはオープンソースコードベースで提供され、S60のライセンシーなどが同ブラウザ向けの新機能やアプリケーションを開発することも可能。
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