携帯でのネットショッピングは「カウチケータイ」が主流??アイシェア調べ

» 2005年10月21日 18時03分 公開
[ITmedia]

 アイシェアは10月20日、同社が提供するメール転送サービス「CLUB BBQ」(2003年5月16日の記事参照)の無償利用ユーザーを対象とした、携帯電話によるネットショッピングに関する意識調査の結果を発表した。本年8月30日から9月6日まで実施したもので、有効回答数は2270名。

 調査によれば、携帯電話でのネットショッピング利用経験者は、9.1パーセントとまだ少ない。実際に携帯電話で買い物をする状況は、移動中や出先よりも、自宅でソファーなどでくつろぎながらというケースが44.5パーセントと、移動中の23.1パーセントと比較して、圧倒的多数だったという。

 また、携帯ネットショップ利用者のパケット定額加入率は43.2パーセントと高く、携帯電話でじっくりと目的の商品を探し、購入する「カウチ携帯族」が増えていると分析されている。

 ネットショップで購入したものは、本が27.6パーセント、チケットが20.7パーセントとなっており、携帯によるネットショッピングの非利用者も、45.7パーセントが「チケット購入に利用したい」という意向を示した。

 携帯ネットショップ、PCネットショップ、実店舗での商品比較を行うかという質問には、42.2パーセントがPCサイトと比較すると回答。その携帯ネットショップを利用した理由については、34.2パーセントが「日頃利用しているPCサイトと同じ携帯サイトだから」と答えていることから、新たな携帯専用ネットショップを利用するよりも、PCサイトが提供している携帯サイトを利用するケースが多いことが判明した。

 同調査は、ソフトバンク パブリッシングと共同で行われたもので、調査結果は10月24日発売の「いま儲かる!!ケータイ通販」に掲載される。

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