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2005/04/01 17:27 更新

3月26日〜4月1日:
5分で分かる、今週のモバイル事情

PENCKのテンキーで使われていたフォントが、サイトウマコト氏デザインではなかったことが発覚。KDDIが真の作者に謝罪する事態になった。

PENCKのフォントはサイトウマコト氏デザインではなかった

 au design project初のWIN端末「PENCK」のフォントが、サイトウマコト氏によるデザインとされていたのは誤りであったことが分かった(3月29日の記事参照)。PENCKのテンキーに使われたフォントをKDDIは「サイトウマコト氏の手によるもの」としていたが、実際には足立裕司氏の手による「Major Kong」フォントが使われていたことが判明した。

 足立氏は自身のWebサイト上で、Major KongとPENCKに使われたフォントのアウトラインデータを重ね合わせるなど検証。Major Kongについて“フリーフォントであり、商用利用の許諾の必要はなく使用料も無料だが、著作権は放棄していない”と訴えた。KDDIは足立氏に謝罪、KDDIと足立氏、サイトウマコト氏の3者により、解決のための話し合いが行われている。サイトウマコト氏からのコメントも発表されている(3月29日の記事参照)

ソフトバンクBB、800MHz帯問題の行政訴訟取り下げ

 携帯事業への新規参入を目指す2社にも動きがあった。

 ソフトバンクBBは、総務省を相手に起こしていた800MHz帯の割り当て方針に関する行政訴訟を、3月29日付けで取り下げた(3月30日の記事参照)。同社は、800MHz帯を既存キャリアに優先的に割り当てる総務省の方針を不服とし、昨年10月、割り当て方針の実施の差し止めなどを総務省に求めていたが、既存免許人に割り当てるという方針が決まった以上、これ以上訴訟を続けても仕方がないと判断したため。携帯電話事業の今後の方針についても「何も決まっていない」とコメントしている。

 一方、1.7GHz帯を使って携帯電話事業に参入予定のイー・アクセスは、同社が目指すビジネスモデルについて開かした。CEOの千本倖夫氏によれば、通信インフラのみを同社が用意し、端末やコンテンツ、サービスなどは他社のものを利用するMVNOモデルを構築するという(3月30日の記事参照)

新入社員を迎え入れた携帯3キャリア、社長挨拶は三社三様

 4月1日は新年度開始の日。各社の社長が入社式で、会社の現状や新入社員への期待を話しているはずだ。NTTドコモの中村維夫社長は「大企業病を打開する、第2の創業、新事業にチャレンジしてほしい」と激励。KDDIの小野寺正社長は「守りの姿勢に入ったとたんに競争に破れる」とハッパをかけた。ボーダフォンは津田志郎会長とビル・モロー社長が揃って登場した(4月1日の記事参照)

 また、この春からはプリペイド携帯電話の利用者確認が強化される。本格始動に先駆け、悪用の疑いのある番号についてキャリアが本人確認を行った結果が公表された(3月29日の記事参照)

さて、来週は?

 電気通信事業者協会(TCA)から、2004年度3月の携帯電話/PHS契約数が発表される予定だ。

[吉岡綾乃,ITmedia]

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