誠

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連載
2005/03/04 22:29 更新

2月26日〜3月4日:
5分で分かる、今週のモバイル事情

NTTドコモは、先週のプリペイド携帯からの撤退(2月21日の記事参照)に続き、PHS事業からの撤退を表明した。Sony Ericssonは世界初のウォークマン携帯を発表している。

ドコモ、PHS事業から撤退

 NTTドコモは2月28日、PHS事業からの撤退を発表した。新規申し込みを4月30日をもって終了、サービス自体も2年後をめどに終了する(2月28日の記事参照)

 2月27日時点で、ドコモのPHS契約数は約135万。利用者の減少が続いていること、またデータ通信についてはFOMAへ経営資源を集中させるとの方針もあり、1998年にNTTパーソナルから引き継いだPHS事業からの撤退を決定した。

 現在ドコモのPHSを利用しているユーザーには、ドコモのPDCやFOMAへ特典付きの移行策を提供する。また法人向けPHSサービスの代替えとしては、無線LANとFOMAのデュアルネットワークサービスである「PASSAGE DUPLE」を案内していく考えだ。

海外で注目の新端末、ウォークマン携帯も登場

 Sony Ericssonは3月1日、初のウォークマン携帯電話「Sony Ericsson W800」など一連の新モデルを発表した。W800は重さ100グラム足らずで小型軽量。MP3とAAC形式の音楽ファイルを再生できる。付属のDisk2Phoneソフトを使ってPC経由で音楽を転送、メモリースティックDUOに音楽を保存する(3月2日の記事参照)

 またNokiaは、GSM端末の新モデルを発表した。130万画素カメラ搭載、MP3やAAC、M4A形式の音楽を再生でき、FMラジオチューナーも内蔵するなど多機能な「6230i」を始めとする3種類(3月2日の記事参照)

ICカードやセキュリティ関連のイベントでも、携帯関連のニュースが続々登場

 3月1日から4日にかけて、東京ビッグサイトで「IC CARD WORLD」「RETAILTECH JAPAN 2005」が開かれた。IC CARD WORLDは各種ICカードやICタグ関連の展示会だが(3月2日の記事参照)、その主役はFeliCaだった。「FeliCa World 2005」と題した大型の展示ブースでは、近距離無線規格「NFC」のデモも行われるなど(3月3日の記事参照)、注目の展示が多かった。

 同じく東京ビッグサイトで、2日から4日にかけて開かれていたのが、セキュリティ関連製品の展示会である「SECURITY SHOW」。鍵や本人認証、監視カメラといった製品が中心の展示会だが、ここでも鍵や本人認証システムを中心に、FeliCaを利用した製品を見かけた(3月3日の記事参照)

KDDIが情報交流施設をオープン

 KDDIは東京・原宿に3月4日、情報交流施設「KDDI DESIGNING STUDIO」をオープンした。5階建て、延べ床面積1500平方メートルという大型施設だ。KDDIの技術や商品に触れてもらう「コミュニケーション」、ユーザーの生の声を取り入れてマーケティングに活用する「デザイン」、アーティストの登竜門としての場所を目指す「コラボレーション」の3つの狙いがあるという(3月2日の記事参照)

 またKDDIは3月1日に、音楽配信サービス「着うたフル」の累計ダウンロード数が300万を超えたことを発表。2月5日付けで約200万ダウンロードを達成していたので、1カ月で約100万回音楽がダウンロードされたことになる。現在着うたフルに対応するサイト数は10で、配信楽曲数は約1万3000曲(3月4日の記事参照)

さて、来週は?

 3月10日から16日まで、独ハノーバーで、情報・通信技術全般を網羅する大規模展示会であるCeBITが開催される。上述のNokia新機種を始め、携帯電話関連でも新製品や新情報が数多く発表されそうだ。

[吉岡綾乃,ITmedia]

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