QRコードに望むサービスは「簡単なサイト接続」と「クーポン取得」

» 2005年02月05日 03時16分 公開
[ITmedia]

 ネプロジャパンとネプロアイティは2月4日、「モバイルレポートissue18」として、「QRコード II」を発表した。

 携帯電話コアユーザーの、QRコードに対する認知度調査、意識調査を行ったもので、iモード、EZweb、ボーダフォンライブ!の公式サイト「ザ★懸賞」上で、本年1月13日から14日まで実施したアンケートの結果がまとめられている。有効回答数は5552人で、男性は40%、女性は60%。

 QRコードを知っているかという質問に対しては75%が「知っている」と回答しており、認知度は平成15年7月の調査結果である29%から大幅に向上している(2003年8月8日の記事参照)。実際に自分の携帯電話でQRコード、スキャン機能を利用しているかという質問には、「使っている」が34%、「使いたいが携帯電話に機能がない」が32%と続き、利用意向を持つユーザーは6割を超えた。

 しかしQRコードを使ったサービスでは、「簡単にサイト接続」が54%、「クーポン取得」が43%と1位、2位を占めており、QRコードを使用した会員証、チケットレス、キャッシュレスなどの新しいサービスへの認知度は、まだ低いことが分かった。

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