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2005/02/02 20:59 更新


QRコードの認知度は9割弱、利用経験者は3割弱

QRコードを利用した経験がある人は若いほど多いが、QRコードを印刷したいと考える人は読み取り経験の少ない50代にむしろ多い。また、パケット定額制の満足度は全体的に高い。

 インフォシークと三菱総合研究所は2月1日、QRコードや、パケット定額の利用状況に関するアンケートを実施した。調査対象は15歳から69歳の男女。

QRコードの認知度は9割弱

 QRコードを見かけた経験があるのは、携帯電話利用者の89%。男女差、年代差はあまりないが、男女共に50代では80%台、60代では60%台と少し下がる。QRコードを見かけた場所としては、雑誌の記事や広告、新聞の広告やWebサイトなどが多く、60%前後。個人の郵便物/名刺で見かけたとする回答は、6%前後と少数だ。

 実際にQRコードを読み取った経験があるのは、見かけたことのある回答者の3割弱。男女差はあまりないが、年代差は大きく、50代以上では1割前後にとどまる。

 「QRコードは見たことがあるが、携帯電話で読み取れることを知らなかった」という回答は、一番高かった60代女性でも13.3%、全体で3%と低い。携帯で読み取るものだということは、広く認知されているといえそうだ。

 読み取り動機で最も多かったのは「何が表示されるか興味があった」(45%前後)。他は商品の詳細情報や広告など、懸賞の応募などが多く、QRコードの機能は正しく理解されている。名刺などのアドレスを読み取るという回答は10%に満たない。

 「QRコードを自分で作りたいか」という問いに対しては、名刺や年賀状に印刷したいという利用意向が高く、50%以上。利用方法については年代差がほとんどなく、むしろ50代以上が高い。携帯電話へアドレスや電話番号を入力することに対して、中高年層ほど困難に思っていることの表れといえよう。

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年代別に見たQRコード作成利用意向

満足度の高いパケット定額制

 アンケートでは、パケット定額制の利用状況や意向についても尋ねている。パケット定額制をすでに利用している人は全体の17.8%で、世代間の差もほとんどない。ただし「今後条件によっては利用したい」とする層は、年代が上がるにつれて減っていく。

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年代別に見た、パケット定額制の利用状況と利用意向

 「すでに利用している」をキャリア別に見ると、auユーザーが25.9%と最も多く、ドコモユーザーが17.8%、ボーダフォンユーザーが11.0%となった。

 現在パケット定額制を利用していない人が、パケット定額制によって利用が増えるだろうと考えているのは、「音楽や画像のダウンロード」が46.9%と最も多く、次いで「メールの送受信」(45.8%)、「撮影した写真のメール送信」(43.4%)、となっている。しかしパケット定額制を導入した人に、実際に利用が増えたサービスを聞いてみると「メールの送受信」(45.6%)、以外は、「音楽や画像のダウンロード」(34.2%)、「撮影した写真のメール送信」(29.2%)、となり、意外に音楽や画像もダウンロードせず、写真も送らないという現状がうかがえる。

 パケット定額制利用者の満足度を見ると、若い世代ほど満足度が高い。30代以下の「非常に満足している」比率は13%以上。特に10代は「非常に満足している」「やや満足している」を併せて75%以上が満足しているという高い結果となった。

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パケット定額制利用者の満足度。若い世代ほど満足度が高く、とくに10代の高さが際だっている

 調査は1月6日から11日にかけてWeb上で実施された。回答者は2460人(男女50%ずつ)、そのうち携帯利用者は83.5%に当たる2053人であった。

[吉岡綾乃,ITmedia]

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