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正しい文法でネイティブ並みの英語が書ける無料ツール「Ginger Widget」

学習機能付き英文チェッカー「Ginger」や英文リコメンドツール「Rephraser」を提供するGinger Softwareは、両ツールを1つにした英文ライティングツール「Ginger Widget」の提供を開始した。

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 イスラエルのソフトウェア企業Ginger Softwareは11月13日、正しい英語文法とネイティブレベルの英文フレーズをレコメンドする英文ライティングツール「Ginger Widget」の提供を開始した。利用料は無料、高度な学習機能と文章読み上げ機能が付いたハイレベル版が3年利用で89米ドル。

 Ginger Widgetは、Ginger Softwareが提供する英文チェッカーツール「Ginger(ジンジャー)」と、ナチュラルな英文フレーズをリコメントしてくれるライティングサポートツール「Rephraser」をひとまとめにしたもの。これまで別々にインストールやログインが必要だった手間を省略できるようになった。


「Ginger」利用イメージ

 Gingerは入力した英文を正しいスペルと表現に変えてくれる英文チェッカーで、前置詞チェック、文脈上のスペル/文法チェックなど最適な同義語をレコメンドしてくれるもの。「at」「on」「in」などの前置詞を、文章に合った正しい前置詞に訂正する。またスペルが正しくても文脈上使い方がおかしい場合は、最適な単語をレコメンドする。例えば、「Let’s grab a bear」(熊をつかもう!)と謝って入力した場合には「Let’s grab a beer」(ビールでも飲もう!)に訂正する仕組み。

 Rephraserは、入力した英語のフレーズに対して丸ごと適切なフレーズ候補をレコメンドしてくれるツール。「love」「hate」などの感情を使った文章は、より豊かな表現になるよう英文をレコメンドしてくれる。日本人にありがちな言葉が不足しがちな英文も、より完成度の高い文章に修正するという。

 Ginger、Rephraserともに、Ginger Softwareが独自に開発した言語解析技術を用いており、インターネット上にある1.5兆もの英単語やフレーズを解析、統計解析し、最適な英語表現をレコメンドしている。

 なおGinger Widgetは、WebブラウザもしくはWindows Officeのプラグインとして利用できる。対応OSはWindows 8/7/Vista/XP。対応ブラウザはInternet Explorer 8〜10、Firefox最新版、Google Chrome最新版、Safari最新版。

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