Webブラウザとして一般的になったChromeですが、まだまだ知らない使い方があります。今回は知っておくと便利な、アドレスバーに隠された裏技を紹介します。
Chromeのアドレスバーに、皆さんは何を入れているでしょうか? URL? 検索キーワード? それ以外にも使い方さえ知っていれば、実はもっと多くのことができます。アドレスバーの知られざる裏技を紹介します。
ちょっとした計算をするために、いちいち計算機アプリを開くのが面倒に感じることはありませんか? そんなときは、計算式を入力してEnterキーを押せばChromeに電卓が表示され答えが出ます。同じように、気温など基本的な単位の変換もできます。数字と単位を入れた後で「=」を入れるだけで変換してくれるのです。例えば、摂氏50度が華氏何度か知りたいときは「50 c = f」、50フィートが何メートルか知りたい時は「50 feet = m」と入力しましょう。
この裏技は、最近のブラウザでは大抵使えますから、知っておいて損はありません。サクッと何かをメモしたい時は、アドレスバーにこのように入力しましょう(ブックマークに追加しておくと便利です)。
data:text/html, <html contenteditable>
ここでは<>は全角で入力してありますので、実際にコピーして使う際は半角に直してください。
すると何も表示されない真っ白なページが開き、そこに簡単にテキストを入力できます。
Wordやテキストエディタなどでの作業中、不意に調べたい長い単語が出てきてしまったけど、検索のためにコピー&ペーストをしてOS内のコピーメモリを書き換えたくないという場合には、検索したいキーワードを選択して、アドレスバーにドラッグ&ドロップすれば検索できます。
Googleを長年使っている人は「site:」での検索方法を知っているかもしれませんが、アドレスバーでも検索したいWebサイトのURLを入力し、Enterキーを押すとそのサイト内検索ができます。
タブの位置にこだわりたい場合は、Wordやテキストエディタ上のURLのテキスト、またはサイト内にあるリンク付きテキストや画像をドラッグ&ドロップで好きなタブの位置に持っていけば、そこでリンクを開けます。
Chromeをあえてファイルエクスプローラーとして使う理由はないかもしれませんが、やろうと思えばできます。Windowsなら「C:/」を、MacかLinuxなら「file://localhost」をアドレスバーに入力すればファイルエクスプローラーとして使えます。また、ファイルをアドレスバーにドラッグすれば、Chromeでそのファイルを開けます。
サクッとメールを送りたいけれど、メールクライアントは開きたくないという場合は、「mailto:」をアドレスバーに入力すれば、新規メール作成画面が開きます。
少し怪しいサイトを開いているときや、そのサイトがどんなことをしているのか情報が欲しいときは、カギアイコンをクリックするか、アドレスバーのURLの左にあるページアイコンをクリックしましょう。Cookie、JavaScript、ポップアップなどが、どのような状態になっているのか情報を見ることができます。
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