「お電話ありがとうございます、ご主人さま！」　メイドがお弁当の注文を受け付けてくれるぞ：Biz.ID Weekly Top10

殺伐としたテレオペとのやりとりに突然の癒やしが。

　秋分の日も過ぎ、ますます秋が深まってきますね。そんな秋の夜長にどんな記事が読まれたのでしょうか。今週もWeekly Top10を紹介していきます。

　9月20日からの一週間、最も読まれたのは「引退後のiPhoneをどう使う？」でした。iPhone 6とiPhone 6 Plusが発売され、これまで使っていたiPhoneはお役御免。それでも愛着があるため、手元に残しておくことにした人も多いことと思います。では、残したiPhoneはどう使うのでしょう？　音楽プレイヤーとして使うというのは今までもありましたが、この記事の中では「え？　そんな場所で？」というちょっと驚きの活用法を紹介しています。

　2番目に読まれたのは連載「もしもネイティブが中学英語を教えたら」から「客観的な“very”、主観的な“really”」でした。9月10日から毎日更新のこの連載。短い記事なので、通勤時間やコーヒーブレイクなどちょっとしたスキマ時間を活用して読めますね。フレーズを暗記しないまでも、「ネイティブにとってはこういうふうに受け取られるんだ」というニュアンスを感じ取れるのでは？

　3位は「iPhone 6／6 Plusが発売されたのを機に、コクヨCamiApp Sの実力をはかってみた」です。筆記するためのボールペンから全く手を離すことなくデジタルとアナログの両方で保存してくれるコクヨの「CamiApp S」。OCR機能で書いた文字がテキスト化されるといっても一体どれくらいの認識率なのか気になる人も多かったのでは？　要所要所、大切なキーワードだけでも楷書で書けば、ノートを検索する際便利に使えそうです。

　通販を利用する際、電話ではなくインターネットで注文することが多くなったような気がします。理由はいろいろありますが、注文するものが決まっているので人手を煩わせることはないと感じていたり、オペレーターと話していても受け答えが機械的なのが悲しかったり（どれだけ孤独なのかというツッコミは置いといて）、そもそも面倒だったり。

　目的は決まっているけれど、何を選んだら良いか分からないという場合に限り、電話で相談することもあるのですが、電話を置いた後、気疲れでくたくたになってしまうことも。

　もし、相談に快く応じてもらえ、オペレーターとの会話で疲れではなく癒やしが得られるのであれば利用するのに――そんな夢のようなサービス「めいど☆でんわ　めいど・執事が宅配弁当のご注文を承る特設ダイヤル」が9月29日から10月3日の期間限定で登場するというのです。

ごちクル「めいど☆でんわ」特設サイト(C) STAR FESTIVAL INC.

　実施するのは、お弁当宅配サービス「ごちクル」を運営しているスターフェスティバル。同社は600店舗、7000種のお弁当やケータリング商品を、主にオフィス向けに宅配しています。

　今回のサービスでは、期間限定の電話番号にかけることで、同社のごちクルコンシェルジュ（オペレーター）として働く声優や俳優の卵が（無機質にではなく）メイドや執事に扮して注文を受け付けてくれます。彼らが扮するキャラクターは、1. 桃枝あいり（仕事が大好き、ご主人大好き）、2. 高梨マサキ（見た目クールでご主人思い）、3. 飯田ゆかり（おっとりしていて力持ち）、4. 卵川マロン（カレー好きかつ猫耳）、5. 萩原信造（優しい執事）の5人。

オペレーターが扮するキャラクターは合計5人。誰に当たるでしょうか……(C) STAR FESTIVAL INC.

　注文時、キャラクター指名できないのが残念ですが、ごちクルの期間限定サイトにあるサンプルボイスを聞く限り、どの人に当たっても癒やされるのでは？　と感じました。

　利用するにあたって会員登録は不要。完全予約制のため、届けてほしい日の2日前までに注文する必要があります。前述のとおり種類が豊富なのでどれにしようか迷ってしまいそうですが「予算は1000円以下で」「エスニック」「肉多めで」などと相談すれば、希望に応じてチョイスしてくれるとのこと。

　「会議用のお弁当が必要」「セミナー用にケータリングを頼んでおきたい」「いつもは外食するんだけどお弁当を届けてもらおうかな」という予定があるなら少し先の分まで予約できるので、この機会にめいど☆でんわを利用してみるのはどうでしょうか。日常ではちょっと味わえない“癒やし”が得られるかもしれませんよ。