日本郵便のWebレターは、アップロードしたファイルの印刷から封入、配達までを行うオールインワンサービスだ。しかも1通97円からと格安なのもうれしい。
書類を印刷したいが、手元にプリンタがない──こんなときは、セブン-イレブンの「ネットプリント」など、店頭の複合機を利用して印刷する方法が紹介される。ネット上に預けたデータを店頭で呼び出して印刷したり、USBメモリなどでデータを直接持ち込んで印刷したりするわけだ。これはこれで便利な方法といえる。
もっとも、印刷した書類を「郵送」するのであれば、日本郵便の「Webレター」を使うことも考慮に入れたい。これは、PDFやWordファイルをアップロードすると、印刷したうえで封書として届けるサービスだ。
料金は送料込みで1通97円〜と格安で、すべての工程がWebブラウザ上で完結する(クレジットカード決済)。今回は、PCの前から一歩も離れることなく印刷から投函までできるWebレターを試用してみた。
Webレターを使うには、まず「Webゆうびん」の利用登録が必要だ。メールアドレスによる認証を経て、名前や住所のほかクレジットカードの支払い情報を登録する。個人/法人のいずれでも登録できて、特定の条件を満たせば料金後納も選択できる。
本登録が完了したらWebゆうびんのトップページに戻り、Webレターの「お申し込み」ボタンをクリックする。通信文の作成とPDFファイルのアップロード画面が表示されるので、送り状が必要であれば通信文欄に記述する。
アップロードできるのはPDFとWordファイル。ただし、ファイルサイズは上限1Mバイトとあまり余裕はないので、図版が多い場合は圧縮が必要かもしれない。添付できるファイルは1つだけだが、ページが複数あるものは2ページ目以降も反映される。ただし、特定ページだけを指定することはできない。
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