「朝活」がブームになっているけれど、勉強をする時間もやっぱり夜より朝のほうが向いているの? その真相を、脳の働きから解き明かす!
アイデアが欲しいときや仕事を効率的に進めたいときのおやつ活用術“おやつハック”を発信する情報サイト。職場でのおやつのとり入れ方、男性とおやつの関係、やる気を出すおやつ摂取法などを発信していきます。
本記事は「OYATSU HACKER」の記事を一部抜粋・編集して掲載しています。
「早起きは三文の徳」ということわざもあるように、大昔から常識になっているのが早起きの効能。早起きして勉強や仕事をする「朝活」も、ブームとなって久しい。特に受験生は、試験本番の時間帯に合わせるため、朝型の生活リズムを取るように心がけている人も多いだろう。
とはいえ、生活リズムを変えるのは結構大変なもの。夜型のリズムになじんでいる人が、急に朝型人間になるのは難しい。リズムを変えようと無理やりな早寝早起きをした結果一日中頭がボーっとしてしまったら、かえって勉強の妨げになってしまう。
勉強する時間について、朝と夜のどちらが適しているかは諸説がある。というよりも、脳の働きの特性によって、朝には朝、夜には夜の勉強法があるというのが、実情のようだ。ひろく定説として知られているポイントをまとめてみた。
睡眠によって脳内の情報が整理整頓されるので、新しい情報を記憶しやすい状態になっている。また、朝は交感神経が優位になるので、集中力の高い状態で勉強ができる。
睡眠前の時間帯は、1日に得た記憶を定着させるのに向いている。また、夜は副交感神経が優位になるので、リラックスした状態で勉強ができる。
といったところ。例えば暗記系の勉強なら、朝に一通り暗記学習を済ませ、夜にそのおさらいをすることで、より効果的に暗記ができるというわけだ。大雑把にいえば、朝は予習、夜は復習に向いているとも考えられる。
このポイントを理解しておけば、無理やり朝型に切り替える必要がないのが分かるはず。ただし、人間の体には個人差があるため、こうした傾向が必ずしも当てはまるわけではないことには注意しておこう。いずれにしても大切なのはバランスなのだ。
ちなみに、朝でも夜でも、脳に良い影響を与えてくれるのが適度な「冷たさ(Cold)」、「甘さ(Sweet)」、「歯ごたえ(Texture)」の3要素。脳科学者の澤口俊之先生によれば、適度な糖分(ブドウ糖)が脳に栄養を与え、冷たさは脳を活性化、そして物を噛むことで得た刺激は、脳の情報処理系、知的活動に大きく作用するという。(記事参照)
そのすべてを兼ね備えたチェリオは、寝起きの頭をスッキリさせるのにも、夜の眠気を覚ますのにも効果が期待できるはず。朝と夜、それぞれの時間帯のメリットを最大限に発揮するためにも、勉強のおともに常備してみては?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.