「守るべきもの」って一体何なんでしょうか?
本連載は、イノベーション・クリエイターの千田琢哉著、日本実業出版社刊『ギリギリまで動けない君の背中を押す言葉』から編集転載しています。
踏ん切りが付かず、いつまでも行動を起こせないことがあります。
でも、「前例がないと不安」「過去の栄光にしがみつきたい」「世間体を捨てられない」「どちらを選べば良いか迷う」よりフライングしてでも「早くスタートする」人が成功するのです。
一歩を踏み出すために必要なのはほんの少しだけ勇気。3300人のエグゼクティブと1万人を超えるビジネスパーソンたちとの対話の中から、また流動性が高く、短期間で成果を求められるコンサルティング業の中から著者が得た知恵を元に、一歩を踏み出すための勇気を与え、背中を押す101の言葉からいくつかを紹介します。
「自分には守るものがある」というセリフは、
大統領になってから言う。
「自分には守るものがある」と欲望をおし殺している君の背中を押す言葉
ドラマや映画の中でリストラにあったサラリーマンたちが、口をそろえて言うセリフがある。
「私には守るべき家族があるんです」「まだローンが残っているんです。どうしてくれるのですか」と。
そもそも家族を養う甲斐性などなかっただけの話だし、ローンが払えないのは分不相応な買い物をしただけの話だ。
リストラされてから「守るものがある」と気づいても、ちと遅い。リストラという結果は、あなた自身が生まれてから今日までの人生の集大成なのだから。
背負っているものが小さな人ほど、よく騒ぐ。
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