人間にとって、いちばんだいじなこと。
本連載は、酒井穣著、書籍『君を成長させる言葉』(日本実業出版社刊)から一部抜粋・編集しています。
わたしたちはだれでも、自分の深い部分に触れられると拒絶してしまいがちです。人生の先輩である賢人たちの言葉には、そのように拒絶したくなるものも多いことでしょう。しかし、そのような言葉からポジティブな「何か」を感じ取り、それを実行に移す素直さが人の成長を促します。
一生かかっても読みきれない量の賢人たちの言葉の中から、著者が後輩たちのため、また著者の娘のためにチョイスした「君を成長させる言葉」とそれに対するコメントを紹介していきます。
のび太くんを選んだ、きみの判断は正しかったと思うよ。
あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。
それがいちばん人間にとって、だいじなことなんだからね。
かれなら、まちがいなくきみをしあわせにしてくれると、ぼくは信じているよ。
しずかちゃんのパパ(藤子・F・不二雄著『ドラえもん』)
ビジネスの世界で生きていると、どうしても気持ちが意地悪になることがある。
でも本当は、意地悪な気持ちでいて傷つくのは、自分なんだよね。そういう状態の自分をいくら正当化してみても、自分を好きにはなれないでしょ。
「あー、今日はいいことしたなぁ」
って思える日を重ねたいよね。そのほうが、楽しいと思うよ。
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