母親の味をオフィスに――惣菜宅配サービス「オフィスおかん」がうらやましいBiz.ID Weekly Top10

小腹が空いたら満たしたい、でもオフィスを出るのはめんどくさい――そんな“めんどくさがり”のワタクシにピッタリのサービスを「味わって」きました。

» 2014年04月26日 08時00分 公開
[渡辺まりか,Business Media 誠]

 今週のアクセスランキングトップは「収入印紙の貼り過ぎ注意、4月1日から『5万円未満』は不要に」でした。

 2位には「努力だけしかできない人はチームに必要ない」がランクイン。この記事は読んでいて、自分にも思い当たるフシがあったため、かなり心に残るものとなりました。3位は人と話すときには、自分のことを話そうよ! とアドバイスする記事、「会社のことはどうでもいい! あなたは『誰』ですか?」でした。


 4月24日、東京・赤坂にあるプラスショールームで「クラウドプラス2014」というイベントが開催されました。このイベントは最新のクラウドソリューションを展示やセミナーで紹介するとともに、コスト削減や時短を実現したいと思っている企業が導入を検討する場でもあります。

 そのような中、会場の奥から、何やらおいしそうな香りが漂ってきました。

 その正体は「オフィスおかん」。運営する「おかん」は、これまで「安心して食べられる惣菜」をコンセプトに、個人宅への宅配事業を行っていましたが、2014年3月26日にオフィス向けサービスを開始しました。

 そこで、イベントに来場していた代表の沢木恵太さんに、なぜこのようなサービスを始めようと思ったのか、本当に安全なのか、という疑問をぶつけてきました。

おかん代表・沢木恵太さん おかん代表・沢木恵太さん

「2人目の子どもができたときのこと、妻がつわりでつらい思いをしながらも料理をしてました。できれば料理をさせたくないが、子どもには安全な食べ物を与えたい。こんなときに、安心して食べさせられる惣菜を宅配してくれるサービスがあったらと考えました。また、離れて暮らしている年配の両親に、手間をかけずに、安全でおいしい食べ物を食べてほしいと思ったのも、大きな動機ですね」(沢木さん)

このような家族を思う気持ちから、「おかん」は生まれたと言います。

 安全面に関しては、離れた家族に贈っても、すぐに傷んでしまっては元も子もない。かといって保存料などが添加されていたらそれも自分たちの理念に反する。ということで、行き着いたのが福井県の老舗惣菜屋「大津屋」の技術でした。

 この大津屋では、「鮮圧殺菌」という調理法を用いて、無添加かつ長期保存のきく惣菜を提供しているそうです。鮮圧殺菌調理法では、食品をパウチ容器の中に封入した後、低温で調理・殺菌するので、鮮度や風味を損なうことなく、かつ保存料無添加で賞味期限30日以上(保健所からは60日のお墨付き)の惣菜を提供できるとか。

 こうした“おいしく安全なお惣菜”をオフィスの“置き惣菜”にしたのが「オフィスおかん」です。仕事中、「ちょっと小腹が空いた」と思っても、わざわざ食べ物を買いに外へ出るのはメンドクサイ――という人も多いのではないでしょうか? 実はわたしもそうです。買いに行くくらいなら、我慢してしまいます。

 それが、外に出ることなく、健康に配慮した「おかん」の味を1種類100円から200円で食べられるのです。もう小腹が空いても我慢する必要はありません!

導入する企業側としては、社食を準備するよりもはるかに少ない費用で、社員の満足度が高まるメリットも。総務のIさん! これなら弊社にも入れられます……よね?(キラキラ

試食用のハンバーグ 試食用のハンバーグはおいしゅうございました

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