iPhoneの落下防止と操作性向上を同時に叶えるケースが登場した。その使い勝手やいかに?
iPhoneのディスプレイサイズはiPhone 5から若干大きくなった。大きくなると、よりたくさんの情報量を得られるが、手の小さい人にとっては、指の届かないところが増え、落としてしまうリスクも大きくなっている。
手から滑り落ちないようにしながら、片手で楽に入力操作ができるように――そんなコンセプトで作られたのが京都みみずくの「みみずく」だ。
仕組みは簡単。ケースの側面に「ルーパー」と呼ぶゴムひもを付けただけ。それだけのことだが、ルーパーの2.8ミリという太さ(直径)、長さ、伸び具合、そのすべてが絶妙なバランスを保っており、指にフィットしても締め付けず、楽に操作できるのだ。しかも、余計な突起物がないため、収納するときにもじゃまにならない。
使用方法も簡単である。スマートフォンに取り付けてルーパーに中指と薬指(慣れてくれば中指1本でも可)を入れるだけ。しっかり握らなくても、ホールドされるため、親指の可動範囲が広がり、フリック入力も楽々だ。
ルーパーは本体にしっかり固定されているため、多少振り回しても外れることはない。取り替え用のルーパーもオプションで用意されているので、カラーを組み合わせて楽しむこともできる。
本体カラーはミントグリーン、パステルピンク、パステルブルー、パステルパープル、クリア、ブラッククリアの6色。ルーパーはももいろ、みずいろ、きいろ、ミルクティー、ミント、こげちゃ、蛍光ピンク、むらさきの8色のカラーバリエーションがある。
なお、ルーパーを固定しているのが金具であるため、iPhone本体が傷ついてしまうのではないか、と心配する声もあるかもしれないが、そうならないようiPhone側面に貼り付ける保護シールも同封している。京都らしい細やかな心遣いを感じる一品だ。
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