クラウドワークス経由の仕事「のみ」で生活を実現クラウドワークスで始める新しい働き方

フリーランスエンジニアの金森孝徳さんは2013年からクラウドワークス経由の売上のみで生計を立てている。どのような生活スタイルなのか、金森さんに聞いた。

» 2014年02月07日 12時00分 公開
[クラウドワークス]

「クラウドワークスで始める新しい働き方」とは?

クラウドワークス

インターネットを通じて仕事の受発注ができるクラウドソーシング事業を営むクラウドワークス

本記事はクラウドワークスが同社の事例を通じて新しい働き方を紹介するメールマガジン「CrowdworkingMagazine」で掲載した記事を一部抜粋・編集して掲載しています。


 鹿児島県在住のフリーランスエンジニア、金森孝徳さんは2013年からクラウドワークス経由の売上のみで生計を立てている。クラウドソーシングのみで生計を立てる生活とはどういうものなのか、金森さんに聞いた。

※本記事は、2013年6月10日に「CrowdworkingMagazine」で掲載された記事を一部修正し、転載したものです。

会社が潰れたことがきっかけでバックパッカーになり、お金が尽きて独立

――フリーランスとして働き出した経緯を教えてください。

 東京でシステムエンジニアとして会社勤めをしていましたが、2年前に会社が潰れました。東京の生活に飽きてきていたこともあり、転職するのではなくバックパッカーになりました。その後、北海道から九州まで半年くらいバックパッカーをしていましたが、鹿児島でお金が尽き、鹿児島のゲストハウスで働きながら住ませてもらうことになりました。まずはバックパッカーから、アルバイトになりました。

――どのような経路でクラウドワークスを知ったのでしょうか。

 誰かが書いているブログをたまたま読んで知りました。2012年10月のことです。鹿児島で派遣会社に登録して仕事を得ようともしましたが、仕事があまりありませんでした。クラウドワークスを見ると、案件数の多さに驚きました。サイトデザインも親しみが持てて、ここで仕事を探してみようと思いました。

2013年に入ってからは、クラウドワークスのみで生計を立てる

――クラウドワークスを利用し始めるにあたって、苦労したことや工夫したことはありますか?

 最初は応募してもなかなか案件が取れませんでした。発注側から見ると、クラウドワークス上で実績がある人の方が信用できると思います。ポートフォリオサイトを持っていなかったのが、少し痛かったです。実績を作るために、少し安めの見積もりで応募することもありました。案件によって応募数にバラつきがあるので、応募数が少ない案件を狙うと、受注しやすかったです。

――クラウドワークス経由の仕事の比率はどれくらいでしょうか。

 2013年からは、クラウドワークスでしか仕事をしていません。今は歯科医院のサイト制作と、とあるサイトのコーディング案件を手掛けています。生活コストが低いこともあり、月に20〜30万円稼げれば生活できるので、当面はクラウドワークス以外で仕事を探そうとは思っていません。手掛けた仕事が終わると、毎朝のお勧め案件のメールを見たり、それでも足りないときはクラウドワークスのサイトに飛んで、案件を検索して探したりしています。

――クラウドワークスを利用して良かったと思う点はどのような点でしょうか?

(1)案件数の多さ

 他のクラウドソーシングサイトも見ましたが、クラウドワークスが一番案件が多いように感じました。開発やデザイン案件に強いというイメージを勝手に持っていて、そのような案件の数が多いと感じたのかもしれません。

(2)信頼性の高い支払いシステム

 案件を受注した後に反故されることがないので、安心できます。

(3)スキルがあればどこでも働けること

 クラウドワークスのようなクラウドソーシングサイトがシステムとして機能すると、私のようにどこにいても仕事ができるようになります。スキルがあればどこに住んでいてもクラウドワーキングで稼いでいけると思えました。

奄美大島に引っ越して、究極に生活コストを下げた生活に挑戦する予定

――今後どのようなキャリアやライフスタイルを目指しきますか?

 生活コストを更に下げたサバイバル生活を楽しみたいと思います。今は鹿児島で友人と2人でシェアハウスをしていて家賃が3万円くらいですが、知人がいる奄美大島の畑付きの家に引っ越してさらに家賃を下げ、畑を耕して野菜を作りながらwebサービスを自分で創りたいです。生活費はクラウドワークスで稼いでいければと。鹿児島に引っ越してきて、一番安い時は月の生活費が家賃込みで7万円でした。

――最後に、発注者の方々に向けてアピールがあれば!

 開発とデザインが両方できるので、ホームページを作りたいときなど、一括で丸投げしていただいても対応できます。SEでエンジニアとして働いていて、デザインもできるようになったというタイプなので、システムのコアなところまで知っているつもりです。そういう案件があればぜひお声掛けください。

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