手袋をわざわざ外すことなく、スマホやタブレットでタッチ操作が行える4種類のグッズを紹介する。
寒い冬、手袋をはめていて困るのが、スマートフォンやタブレットの操作ができないことだ。静電容量式のパネルは綿やアクリルといった布には反応しないので、そのままではタッチ操作が行えない。かといってそのたびに手袋を外すのは面倒だし、なによりも寒い。
今回は、こうした不便さを解消できる、手袋を外すことなくスマホやタブレットでタッチ操作を行うためのグッズ4種類を紹介しよう。
最も無難な方法は、スマホに対応したタッチペンを使うことだろう。手袋をはめたままタッチする後述の方法に比べて細かい箇所の操作も容易で、文字入力なども問題なく対応する。いま使っている手袋がそのまま使えるのも利点だ。ただしふだん指でのタッチ操作とは操作性が異なるため、慣れるまでは違和感を覚えることもある。
製品名 | 実勢価格 | 発売元 |
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PIP-TP2 Touch Pen | 824円 | プリンストンテクノロジー |
最近増えつつあるのが、導電性の繊維を用いたスマホ対応手袋。繊維そのものがタッチに反応するため、手袋を外さなくともそのまま操作できる。指先の径が太くなるため細かい操作は苦手だが、アイコンのタップやスクロールといった主要な操作は問題なく行える。すべての指がタッチ操作に対応した製品と、人差し指と親指の先端にだけ導電性の繊維が取り付けられている製品とに分かれるので、購入の際は注意したい。
普通の手袋をスマホ対応に変身させるのが「スマホッチ」。手袋の指先に数滴たらすだけで、タッチに反応するようになるユニークな製品だ。持続期間は数ヶ月とされており、1本で約120回分使用できるので、家族や友人と共用できる。液体が染み込まないよう加工されているタイプの手袋では使用できないのと、起毛素材でも対応しない場合があるとされるので注意したい。
製品名 | 実勢価格 | 発売元 |
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スマホッチ | 1050円 | ランドポート |
手袋の指先にはめて使うタッチ操作用アクセサリが「YUBISAKI」。導電糸で編まれており、液体が染み込まない素材の手袋など、スマホッチでは対応できない手袋にも使用できる。また、指先にケガをして絆創膏を貼っている場合などにも便利だ。指先にフィットさせるためややタイトな作りで、手袋と一緒に外した場合は次回使う時にあらためて手袋の上からはめ直さなくてはいけない場合がある。
製品名 | 実勢価格 | 発売元 |
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YUBISAKI | 580円 | スギタ |
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