「ScanSnap iX500」にオフィスのWi-Fi環境で複数人で使える新機能

PFUは、ドキュメントスキャナ「ScanSnap iX500」のソフトウェアをバージョンアップ。企業向けに利用されているネットワーク接続認証方式「IEEE802.1X」環境下で、iX500を共有して使えるようにした。

» 2013年10月31日 11時43分 公開
[上口翔子,Business Media 誠]
「ScanSnap iX500」

 PFUは10月31日、フラッグシップモデルのドキュメントスキャナ「ScanSnap iX500」(以下、iX500)に新機能を追加。企業向けに利用されているネットワーク接続認証方式「IEEE802.1X」環境下で、iX500を共有して使えるようにした。

  iX500は、独自のデュアルコアCPU「GIチップ」を採用したことで、従来PC側で行っていた画像処理をScanSnap単体で行えるようにしたモデル。読み取り速度はA4両面カラー、300dpi時の場合で、25枚/分。

 Windows、Mac OSに対応し、無線LAN機能も内蔵している。iX500単体でPC、スマートフォン、タブレットとのWi-Fi接続を実現している。今回、iX500を複数人で利用できるドライバソフトウェア「ScanSnap Connect Application」(以下、SSCA)と、企業のセキュアなWi-Fi環境(IEEE802.1X)に対応する新機能を追加した。

利用イメージ

 従来は家庭での利用を想定して機能アップを図ってきたが、本機能により小規模オフィスや少人数単位のチームでiX500を利用できるようにした。チームで書類の整理整頓、共有が効率的に行える。

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