人は皆何かのノウハウを持っているのに、それを教える場所がない。そんな「教えたい人」と「学びたい人」をつなぐ場所が「shAIR」です。
こんにちは! 走る社長、貫洞(かんどう)です。先日、誠ブログのオフ会に出席しました。このオフ会は月に1回、誠ブログを運営しているアイティメディアの会議室で特定のテーマについて学び合い、その後近所のお店で交流会、という流れで行っています。
今月のテーマは「shAIR」(シェアーと読みます)。同サービスを運営している、Piece to Peace代表の大澤亮さん本人が直接教えてくれました。
「shAIR」は、“Share The Air(直訳:空気を共有しよう)”を省略した造語だそうです。人は皆何かのノウハウを持っているのに、それを教える場所がない。そんな「教えたい人」と「学びたい人」を結び付ける場所が「shAIR」です。「これって、学び系SNSとして素晴らしいプラットフォームになるんじゃないかな?」とワクワクしながら聞きました。
さて、「shAIR」では
などなど、たくさんの学びの情報が掲載されています。このページを見ていると、参加したい気持ちと同時に、ある種のインスピレーションが湧いてきます。
「私も、スマートフォンやタブレットの活用術講座を開いてみようかな!」
「起業したい人に対して背中を押してあげるような時間をシェアしたいな!」
と、プラスの気持ちがどんどん湧いてくるのです。「教える側」も、クラスを何度も開催することにより、講師としてのスキルアップが望めます。「やってみたい」と思ったらまずやってみる。そういう気軽さが「shAIR」にはあります。
「shAIR」は参加者から事前決済で事前に集金するシステムです。個人開催だと人が集まったと思っても、当日ドタキャン電話がかかってきて、会場に参加者が集まらない……よくあることです。この事前決済だけでもかなり有意義なシステムです。また、通常個人開催のセミナーは当日決済であり、現金をその場で集金します。そうすると、お釣りもある程度用意しておかなければなりません。1人で開催する場合などは、集金がグダグダになってしまうケースもあります。お釣りを間違えたり(これは私だけかも知れませんが……)
また、事前決済以外にも、会議室を安く貸してくれるという開催者にうれしいサービスもあります。「shAIR」という企業が間に入ってくれることで、人が集まりやすくなり、集金が楽になり、場所探しの手間から解放されます。付加価値がたくさん付いてくるのです。
参加者は、「shAIR」で学びの場に参加するたびにポイントが貯まります。貯まったポイントは次回のクラスに参加する際の費用にも充てられますし、寄付をすることも選べます。学びで貯まったポイントを「shAIR」を通じて困っている人に寄付することもできるのです。寄付をする、しないは人それぞれですが、この選択肢を作ったあたり、「shAIR」運営者の色が見える部分だと感じました。
登録も簡単です。Facebookアカウントを持っていれば「Facebookアカウントでログインする」のボタン1つで会員登録が完了するので、せっかちな私は説明を聞いている途中にスマートフォンで会員登録を済ませてしまいました(笑)。
「シェア」は現代を表すキーワードの1つだと思います。日本経済新聞でもつい最近の記事で、自宅でサロン(教室)を運営する「サロネーゼ」が取り上げられていました。「サロネーゼ」は主にフラワーアレンジメントや美容、料理などを自宅で教えます。「ちょっとできる」「ちょっと得意」を周りの人にシェアするのです。知識やノウハウはブログで発信したり、本を出したり、リアルでシェアしたりする時代です。O2O(Online to Offline)の時代、ノウハウは「隠すよりシェア」の時代になってきたのを感じます。
教えたい人、学びたい人、迷っている時に相談できるカジュアルな空間が、身近にあるかも知れません。カジュアルな空間の中で誰かに教えられることがあるかも知れません。自分流に「shAIR」を使いこなして、今よりもっと充実した毎日を送ってみてはいかがでしょうか? 私も、早速クラスを開催してみたいとワクワクしております。こういうワクワク感と当日のドキドキ感は、現代に生きているからこそ享受できる素晴らしいものだと思います。ぜひ、皆さん一歩前へ!
※この記事は、誠ブログの風を切って走る!走る社長の軽快ブログ:人生のヒケツを教えあう場所 「shAIR」より転載、編集しています。
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