手書きIME「mazec」に学習機能――自分の癖字もラクラク変換

MetaMoJiは手書き入力の最新版「mazec 3」を発表した。10月9日にリリースしたプレゼンアプリ「Share Anytime」のアドオンで利用できる。ノートアプリ「Note Anytime」向けも近日中に公開予定としている。

» 2013年10月09日 18時16分 公開
[Business Media 誠]

 MetaMoJiは10月9日、手書き文字入力システム「mazec」の最新版を発表した。同日リリースしたプレゼンアプリ「Share Anytime」のアドオンで搭載している。

 mazecは、手書きメモアプリ「7notes」やノートアプリ「Note Anytime」に搭載している日本語文字入力システム。最新版のmazec 3では、自分の癖字を登録しておくこと、次回以降、字形に合わせてより最適な文字を推奨してくれる「字形学習機能」を追加した。

 通常、こうした学習機能を搭載すると、登録した文字の癖に偏った形で推奨される、ノイズのようなことが起こってしまう。しかしmazecは独自エンジンにより、通常の予測変換の精度も落とさない形で学習機能も実現。よりユーザーが求める文字をチューンナップするという。

 加えて今回のアップデートでは、「会ぎ」のような漢字とかなの交ぜ書き文字の変換精度も向上。特徴のある漢字入力時の予測候補を強化したことで、より速く、労力を少なく文字変換ができるとしている。

 なお、ノートアプリ「Note Anytime」向けも近日中に公開予定だ。

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