資料、名刺、写真のスキャンデータを自動仕分け、Evernoteにアップ――Evernote専用ScanSnapが登場手間をかけずに紙をデジタル化

トレーに紙の資料、名刺、写真、レシートを放り込んでボタンを押すと、デジタル化されたデータが自動で仕分けられてEvernoteの各ノートにアップロードされる――。こんなEvernote専用ScanSnapが登場した。

» 2013年09月27日 10時00分 公開
[Business Media 誠]

 PFUとEvernoteは9月27日から、クラウドストレージサービスのEvernoteに最適化したスキャナ「ScanSnap Evernote Edition」の販売を開始する。Evernoteが9月27日にオープンしたECサイト「Evernote Market」を通じて販売するもので、価格は4万9800円。製品の出荷は10月25日を予定している。

Photo Evernoteに最適化したスキャナ「ScanSnap Evernote Edition」

 ScanSnap Evernote Editionは、ScanSnapシリーズのベストセラーモデル「ScanSnap iX500」をベースに、外観デザインやUI、機能をEvernoteに最適化した製品。マット調のグレーに塗装された本体表面にはEvernoteのロゴと象のアイコンがあしらわれ、スキャンボタンはEvernoteのシンボルカラーである緑を採用している。

 機能面の特徴は、名刺や写真、A4ドキュメント、レシートなどの紙データをまとめてスキャンした際に自動で仕分けられ、Evernoteの各ノートにアップロードされる点。たまった紙のデータをトレーに放り込んでスキャンボタンを押せば、手動で仕分けをしたり保存先を指定することなく、デジタル化されたデータが自動で整理される。また、製品には1年分のEvernote Premiumが付属し、月間1GバイトまでのアップロードやOCR、PDFファイル内の検索などの機能を利用できる。

 なおこの製品は、Evernoteでの利用に最適化した製品であることから、iX500に付属する名刺管理ソフトやPDF編集ソフト、OCRソフト、ECM連携ソフト、家計簿ソフトは付属しない。

Photo 名刺、写真、レシート、文書をサイズから自動判別して仕分け。Evernoteのそれぞれのノートに自動で振り分けてアップロードする

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ