食べながらミーティングしていると時間を効率的かつ上手に使えているような気もしますが、実際にはどうなのでしょうか。私の経験から、よりランチミーティングを上手に使えるようになるためにはどうしたら良いか考えてみたいと思います。
こんにちは、システムコンサルタントの長谷川渉です。
皆さんはランチミーティングの経験、ありますか?
お昼休みなどに昼食を取りながらの打ち合わせになりますが、ミーティングの内容によっては、ランチ時に向いているもの、向いていないものがあるような気がします。
食べながらミーティングしていると時間を効率的かつ上手に使えているような気もしますが、実際にはどうなのでしょうか。
私の経験から、よりランチミーティングを上手に使えるようになるためにはどうしたら良いか考えてみたいと思います。
食べながらメモするのは、意外と大変です。テーブルには食事があり飲み物のグラスがあったり。膝の上でメモを取る、ということもできなくはありませんが、長いメモを取るのはやはり大変です。よってキーワードを残しておく程度のメモが最適です。
ですので、重要なことを決めるよりはブレインストーミング的に浮かんできたことを話したり、アイデア出しをしたりする自由な会話を楽しみながら、軽くメモしておいて後でまた時間を作って検討する流れが良いのではと思います。
ネガティブよりもポジティブな内容のほうが、食事も美味しくいただけます。わざわざランチミーティングをしているのに、食事がのどを通らないような話ではあまり意味がありません。
過去のことを振り返る反省はもちろん大事ですが、ランチミーティングの時はこれからのことを明るく楽しめるイメージを共有できる場所にしたいですね。
普通の食事なら大人数でも楽しめると思いますが、ミーティングを兼ねている時は、直接話ができる少人数のほうが良さそうです。
個室などを利用できる場合は別ですが、ランチタイムには他にも食事をしている人がいます。あまり大きな声で話すというのもマナーを考えると気になるところです。全員と話ができる人数で調整することも大切なことだと思います。
午前中会議、昼休みも会議室にお弁当が届きそのまま続き、午後も会議。確かに一気に話し合うべきことがある時は、缶詰状態になることも不可欠です。
しかしランチミーティングには、普段とは違ったところで話すことによってリラックスした雰囲気や、好きなものを食べながらの会話から新しい発想が生まれるといったことも期待できます。
いくら居心地のよい会議室であっても、気分転換も兼ねて外に出ることも時には必要なことです。お気に入りのお店を幾つも知っていると、選ぶ楽しみも味わえます。
同期や仲の良い先輩や後輩だけでは、刺激が足りないこともあります。時々、(苦手意識のある)上司や仕事以外の話をあまりしない協力会社の方などとのランチミーティングを通して、仕事のことも含めお互いの自由な意見交換ができればより円滑なコミュニケーションも可能となるでしょう。
最近はお酒をあまり飲まない人も増えているとのことで、ノミュニケーション(仕事が終わった後のお付き合い)が苦手な人も、ランチであれば気楽に参加できるのではないでしょうか。
コンサルティングをランチタイムにすることがあります。メモをあまり取らない(取らせない)ようにするために、先にメモを用意しておくことがあります。
内容に合わせて話を進め、大切なことは追記し後から思い出せるようにすることは、ミスコミュニケーションを防ぐためにもとても大切なことです。
また難しいことよりも楽しくイメージできること、こうなったらすごくうれしいというようなイメージを共有できる場にすることを意識しています。そしてランチミーティングはコミュニケーションを円滑にする場でもあります。
「楽しいく有意義な時間にするためには、何が必要か?」ということを、考えましょう。
※この記事は、誠ブログの仕事と人間関係がやさしくなる、1分間IT活用法:ランチミーティングの上手な使い方より転載、編集しています。
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