さて、「頭がいい」のを見せるために、次の3つのボディランゲージをときどき意識的にやってみよう。特に「考える場面」「決断する場面」など、頭を使わないといけないときは、必ず何回か入れてみることだ。その「見た目」によって、あなたは「真剣に考えているな」「頭をフル回転させているな」というのを周囲に見せることができるようになる。
先の「考える人」がニコニコして、手を振っているようなことはあり得ないだろう。態度というのは、その人の心の状態を映し出すものだからだ。
では、思慮深い人がとるべきボディランゲージとは、どんなものがあるだろうか。
考えながら、アゴに指や手を当ててみよう。それだけでも何か「考えている」という雰囲気が見せられるものだ。
もちろん「うーん……」と考えながら、手をアゴに持って行ければそれがいい。少々首を傾けるともっといい。「深く考えているな」というボディランゲージになる。
これはセールスの「買い気信号」としては、迷っているとき、判断しようと熟慮中ということを意味する。だから、もしもあなたが営業マンで、顧客がこのシグナルを見せ始めたら、たたみかけて決断を促すようにするとよい。
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