ふと浮かんだアイデアは、Kindle FireからEvernoteに素早くメモKindle Fire HD仕事便利帳

ふっと浮かんだ画期的なアイデアは、忘れないうちにメモしておきたい。そんなときに備えて、「Evernote」を準備しておこう。

» 2013年07月17日 12時00分 公開
[鈴木麻里子,Business Media 誠]

集中連載『Kindle Fire HD仕事便利帳』について

 本連載は、2013年6月発売の『Kindle Fire HD仕事便利帳―1台を使い倒す196の活用法』(鈴木麻里子著、ソフトバンク クリエイティブ刊)から一部を抜粋して構成しています。

 巷では、スマートフォンよりも画面が大きくて見やすく、10インチのタブレットよりも軽くて持ち運びやすい7インチサイズのタブレットに注目が集まっています。そんな中、2012年12月に日本でも発売されたのが、「Kindle Fire HD」「Kindle Fire」(以下、Kindle Fire)です。

 話題の電子書籍サービス「Kindle」のコンテンツを楽しめるのはもちろん、ちょっと工夫をすれば、情報収集やコミュニケーションのツールとして大いに役立ちます。しかし「時々本を読むだけで置きっぱなし……」「何がいいのかよく分からず、自分には向いていないと思って使うのをあきらめた」という人も多いはず。

 そこでこの書籍では、196通りの活用法を提案しています。Kindle Fireをどう料理しようか、というレシピ集といえるかもしれません。本書が皆さんの好奇心をかき立てるきっかけになりますように。


 ふっと浮かんだ画期的なアイデアは、忘れないうちにメモしておきたい。そんなときに備えて、「Evernote」を準備しておこう。

 「Evernote」はテキスト、写真など、好みのスタイルでメモが残せるアプリとクラウドサービス。Kindle Fireはもちろん、スマートフォンやPCといった他の端末からも、簡単に参照・編集ができる。


「Evernote」。利用には会員登録が必要。無料のスタンダード会員は、1カ月に60Mバイトまでアップロードできる。アプリを起動すると、すぐにメニューが現れる

 メモが書きたいときはノートのアイコンを選べば、題名や本文を入力できる。急ぐときは、本文だけでもOK。それぞれのメモは「ノート」と呼ばれ、複数のノートをまとめて「ノートブック」にすることも可能だ。

 ノートには「タグ」として、任意のジャンル名などを登録することもでき、バラバラに記録したノートでも、タグでまとめられる。なお、Kindle Fire HDなら、文字にできないメロディなども1タップで録音できる。


新規ノートを作成。個条書きやチェックリストの作成も簡単にできる。作成したメモが見やすいのも、Kindle Fireの魅力

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