FacebookのウォールなどにPDFを投稿したい場合は「Docs」を使うとよい。共有範囲の指定のほか、ダウンロードの可否も設定できる。
手元にあるPDFを、Facebookのウォールに投稿して皆に見てもらいたい場合がある。しかしFacebookはPDFの投稿に対応していないので、そのままではアップロードすることはできない。
こうした場合にはいくつかの方法がある。手っ取り早いのはJPGに変換してアップすることだ。Adobe Acrobat XIであれば[ファイル]→[その他の形式で保存]→[画像]→[JPEG]でJPG画像に変換できるので、それを写真などと同じようにアップロードすればよい。スキャンしたPDFだけではなく、オフィス文書から生成したPDFの場合も可能だ。ただし複数ページのPDFだとページごとにJPG画像が生成されてしまうので、あまりスマートな方法ではない。
PDFのままアップロードしたければ、Facebookアプリの「Docs」を使ってみよう。これを使えば、アップロードしたPDFのサムネイルをウォールに表示し、クリック1つでプレビュー表示できる。公開先を指定したり、ダウンロードできるよう指定することも可能だ。もちろん複数ページのPDFのアップロードにも対応しており、画面上でページをめくることもできる。
Facebookにはこのほかにも同種のPDF共有アプリがいくつかある。例えばEvernoteなどの外部サービスにPDFをアップロードして共有URLを取得し投稿するといった方法もあるが、サムネイルが表示されなかったり、ダウンロードしなければ閲覧できなかったりと機能面で不足を感じることもしばしばだ。アップロードの目的によってもどれが便利と感じるかは異なるはずなので、上記を基本としつつ、いくつかの方法を使い比べてみるとよいだろう。
ビジネスの各シーンで利用するPDFファイル。このドリルを練習して、PDFを上手に活用できれば業務効率が向上し、コストの削減ができるはず! さらに、ビジネスのいろいろな問題も解決できるかもしれませんよ。
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