ペットボトルを鉛筆削りに――あの「ケズリキャップ」に芯の硬さ・用途で選べる2穴タイプISOT 2013

IOST 2013のシヤチハタブースでは、ペットボトルのふた部分に取りつけて鉛筆削りにできる「ケズリキャップ」の新アイテムを出展中。1個420円で8月に発売予定。

» 2013年06月27日 17時10分 公開
[上口翔子,Business Media 誠]

 ペットボトルを鉛筆けずりに――ISOT(国際文具・紙製品展) 2012で話題を集めていた「ケズリキャップ」の新アイテムが登場する。シヤチハタが6月28日まで開催のISOT 2013で出展している。

 印鑑で有名なシヤチハタが開発したのが、ペットボトルのふたの部分に取り付ける鉛筆削り「ケズリキャップ」。鉛筆削りというと削りかすが意外と貯まりやすいのが難点だが、それを使用済みのペットボトルと一緒に使うことで解消するというもの。ケズリキャップを使えば、500ミリリットルのペットボトルを使用した場合、鉛筆約10本分の削りくずを貯められる。

 この実用性がうけ、2012年の5月の発売以降、シヤチハタの予想を上回る70万個の出荷を記録した。そんな中、ユーザーから「柔らかい芯だったり、角度が短いものだと削るのにコツがいる」という声があった。そこで開発したのが、削り穴を2つ用意した新アイテムだ。

Photo 6月には削りくずを取り出しやすい専用ボトルも発売(画面=左)。一般的なペットボトルでは口が狭くて削りくずを取り出しにくいという声に応えて開発したという(画面=右)

 色はブルーとピンクがあり、価格はいずれも420円。8月に発売する予定だ。また受験生を応援する「合格ケズリキャップ」も10月の発売を予定している。

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