マインドマップは自由な道具です。会議中ノートを取るのが遅くて議事の進行に着いて行けない。そんなことを思ったら、ぜひマインドマップを使ってみましょう。
会議中ノートを取るのが遅くて議事の進行に着いて行けない。思い付いたアイデアをメモっておいても後で何を書きたかったのか思い出せない――。
そんなときは「マインドマップ」を使ってみましょう。主要コンセプトは以下の通りです。
早速、マインドマッピングを始めましょう!
マインドマップの中央に会議の「メイントピック」を書いてください。例えば次の図では「12月までに市場でのシェアを30%アップさせる」とあります。
次に、メイントピックを囲むように「サブトピック」を書き込んでいきます。配置や順番は気にしなくてOK。
これが会議のマインドマップの基本形です。会議の全体像が一目で分かりますね。
また、会議中にメイントピックとは無関係だけど重要な発言があったら「フローティングサブトピック」にします。例えば下図の「シカゴのエンターテイメント状況を調べる」がそれです。
誰かがアイデアやコンセプトを発言したら、関連するサブトピックから枝を伸ばしてアイデアを書いていきます。大事なアイデアは目立つようにしておきましょう。下図では「他社とジョイントベンチャーする」というアイデアを赤字にしています。予算(Budget)問題を解決する重要なアイデアだと思ったからです。
アイデアの横に落書きしたくなったら、迷わず描いてください。マインドマップは左右両方の脳を使うようデザインされているのです。メモが分析脳を働かせる一方で、落書きは創造脳を活発にします。
また、後で誰の発言か分かるように発言者の名前を書いて、そこから枝を伸ばして発言内容を書き入れるのもよいでしょう。
マインドマップじゃない従来のメモの取り方だと、わずかなアイデアや思い付きが抜け落ちやすくなります。その点、マインドマップはすべてのアイデアを網羅できます。別々のトピックに属するアイデアでも、関連があると思ったらためらわずに線で結んでください。
一度マインドマップを試してみれば、アイデアがうまく整理されたと感じるはずです。マインドマップは創造力を解放します。プロジェクトの主要な情報はもちろん、一見わずかでも重要なアイデアも漏れなく書き留められます。
特に会議のメモ取りにはうってつけ。素早く全体像を把握して、トピック同士の関連性も発見できます。他の人が退屈そうに時計をちら見している間に、会議をクリエイティブにするのはそう、あなたです!
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