むき出しのiPhone、ビールやコーラがかかっても大丈夫――modcrewの防水加工サービス

防水ケースに入っていないむき出しのiPhoneなのに、ビールやコーラ、水に落としても大丈夫――。こんな防水加工サービスがお目見えした。

　防水ケースに入っていないむき出しのiPhoneなのに、水やビール、コーラの入った水槽の中で動画を表示している――。5月29日に開幕した「ワイヤレスジャパン 2013」の展示会場で、こんな手品のようなデモを行っているのが、iPhone向け防水加工サービス「WaterBlock」を手がけるmodcrewだ。

　この防水加工サービスは、iPhone本体にケースを装着したり、シールを貼ったりすることなく、端末に防水加工を施せるサービス。ナノレベルの保護膜を内部に浸透させることで基板や部品を覆い、防水機能を実現しているという。

　泥などの異物が混ざった水には非対応ながら、ジュースやビール、スポーツドリンクなどの飲料をこぼした場合でも、洗えば問題なく稼働すると説明員。ただし、水の中に入れた状態で使い続けることは想定しておらず、万一の備えとして利用してほしいという。

　サービスの提供は7月を予定しており、まもなくプレオーダーを開始する。サービス当初の対応機種はiPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5の3機種で、価格は5980円から。加工に当たってはmodcrewに端末を預ける必要がある。

　なお、防水加工を施したiPhoneはアップルの保証の対象外となる。

ブースではコーラやビールの入った水槽にスマートフォンを沈めるデモも行っている。