Evernoteからのデータ編集もOK―――名刺管理アプリ「Cardful」を活用するスマホで始める名刺管理(1/2 ページ)

2013年4月26日にリリースした名刺管理アプリ「Cardful」。Evernoteと双方向で編集が行えるのが最大の特長のこのアプリを早速使ってみた。

» 2013年05月01日 18時35分 公開
[今西絢美,Business Media 誠]

 名刺アプリを導入しないまでも、Evernote上で名刺を管理しているビジネスパーソンも多いだろう。また、Evernoteが提供している名刺管理アプリ「Evernote Hello」(App StoreGoogle Play)のように、スマートフォンで作成した名刺データをEvernote上に保存し、スマートフォンとPCの両方からデータにアクセスできるアプリなどもある。今回紹介する「Cardful」も、Evernote連係に対応したiPhone用の名刺管理アプリだ。

photo Cardful

Evernoteからのデータ編集も思いのまま!

 Cardfulは、スマートフォンで撮影した名刺の画像に自動で文字認識にかけ、項目ごとにデータを登録できるアプリだ。名刺のデータはすべてEvernoteに自動でアップロードできるので、iPhoneの容量を気にすることなく使えるのが利点となっている。

 またAndroidの名刺管理アプリ「Bizcaroid」で定評のあるオムロン製のOCRを搭載しており、画像の補正や傾きの調整、自動認識の精度の高さなどには思わずうなってしまう。もちろん、修正が必要な個所については手入力で情報を編集できるので安心してほしい。


アプリを起動し、Evernoteにサインインする(画像左)。次に、使用するノートブックを選択しよう(画像右)


「名刺の追加」をタップして名刺を撮影する。ちなみにデータは端末の連絡先にも追加できる(画像左)。四隅に表示されたポイントを名刺の端にドラッグして「完了」をタップすると、自動で補正や傾きの調整をする(画像右)


「アイティメティア」と読み取られているが、あとから修正すればOK(画像左)。タグ付けやフィールドの追加にも対応する(画像右)

 さらに本アプリは、登録した名刺をEvernoteからも編集できるのが最大の強みで、この仕様は世界初だそう。スマートフォンでひたすら名刺を撮影しておき、あとからPCでまとめて編集するといった使い方が可能だ。

PC版のEvernoteの画面。画像とテキストデータで保存する
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