早起きを習慣化するために大事な2つのポイント3分LifeHacking

朝の日課をかなり重要なものとしてとらえている人が語る「早起きを習慣付けるためにやった方がいい」2つのポイントを紹介します。

» 2013年02月08日 10時00分 公開
[Joel Gascoigne(訳:的野裕子),ライフハッカー[日本版]]
ライフハッカー[日本版]

 ソーシャルメディア共有サービス「Buffer」の共同設立者Joel Gascoigneさんは、朝の日課をかなり重要なものとしてとらえています。実際、Joelさんは朝の日課を「最も見返りのある習慣」と呼んでいるほどです。今回は、Joelさんが「早起きを習慣付けるためにやった方がいい」という2つの大事なポイントを紹介しましょう。

そもそも、なぜ早起きをするのか?

 朝の習慣において重要な2つのポイントについて話す前に、「なぜ早起きをした方がいいのか」について、私の考えをいくつかお話したいと思います。

 第一に、成功している人は早起きな人が多いということです。実際、毎朝6時に起きる習慣がある人は、人生において大抵何かを成し遂げています。私がよく知るCEOたちには、かなりの早起きで、朝4時半に起きている人が何人もいます。

 さらに、早起きをすることで「その日を自分で作っている」という気分になります。朝になったらベッドから這い出て、それからいつものようにメールをチェックするのと、自ら率先して早起きをして、誰にも邪魔されない静かな時間に大事な仕事をするのでは、どちらが自分の人生をコントロールしていると感じられるでしょうか。私は後者を選びたいです。

 では、早起きを習慣にしたいと思った人には、これから2つの重要なポイントについて話していきましょう。

夜の習慣を作る

 毎朝早起きをする習慣を身に付けるために、私が発見した最も大事なポイントは、睡眠が7時間未満の日が続くと、遅かれ早かれ疲れてしまうことです。

 これに対抗する最善の手段は、自分に必要な睡眠時間を把握し、自分に必要な睡眠時間が取れる時間に寝ること(私の場合は約7.5時間です)。早く眠ろうと決めてから、1日の仕事の疲れを取り、ベッドに入る時には頭から仕事が離れているようにするために、30分の癒しの時間(散歩)を設けるようにもしました。

 ある程度継続して早起きをするためには、朝の習慣と同じくらいに夜の習慣も大事になるのです。

週末も早起きをする

 もう1つの大事なポイントは、長期間継続して早起きをするなら、平日と同じくらい週末も意識した方がいいということです。たまに寝坊することだってあるし、週末に気をゆるめて休むことも大事だと分かっています。しかし、個人的には週末に起きる時間を遅くしてしまうと、平日の早起きにも大きな影響があると感じました。週末も早起きするように意識してからは、早起きの習慣が長い間続くようになりました。

 平日に早起きをしようと決めたら、週末にはいつもの時間より1時間以上遅く起きないようにした方がいいと思います。つまり、金曜や土曜の夜も、早く寝るようにした方がいいということになります。土曜日や日曜日にいつもより数時間も遅く起きると、月曜日に早起きしたいと思ってもできない、もしくはつらいと感じます。

 ありがちなのは、月曜日に少し遅く起きるようになると、火曜日もそうなってしまうこと。水曜日には早起きの習慣が戻ると思いますが、規則的に早起きを続けていた時の、流れる魔法のような状態を感じることはできないでしょう。週末に意識して平日と同じような早起きをしない場合は、毎週末ちょっとした時差ボケのような状態になります。週末にも平日と同じような時間に起きていれば、体がゆるんでいないので、継続して早起きを習慣付けられますよ。

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