東急ハンズ銀座店で行われた手帳のイベント「人気投票☆ 来年の手帳30冊!」。30冊の手帳に自由に触って試し書きまでできるユニークなイベントで、多くの来場者を集めた。もともとは市民団体の企画だったこのイベント。どういう経緯で、ハンズを舞台に開催したのだろうか。
あの衆議院選挙と同日の2012年12月16日、東急ハンズ銀座店でもとある“総選挙”が行われていた。その名も「人気投票☆ 来年の手帳30冊!」。そう、2013年の手帳30冊が一堂に会し、自由に触って試し書きまでできるユニークなイベントだ。もともとは草の根の有志による企画だったこのイベントがどうやってハンズを舞台に開催できたのかリポートしよう。
このイベントの特徴は以下の点にある。
まず、手帳を見て触って書き込めること。会場に用意されたペンや、持参した筆記具を使って手帳に試し書きできる。一般の文具店ではなかなか試せないことが、このイベントでは解禁されていたのだ。
次に、手帳に投票できること。30冊にはすべて得点シートが用意されており、来場した人たちは持ち点を好きな手帳に入れられる。
そして、手帳に関して相談できることだ。手帳の機能や特徴についての質問に対応するのは、横浜市に登録済みの「日本手帖の会」の面々。みんなボランティアだ。ハンズでの開催には、この会が独自に実施した11月のイベントが土台になっていた。
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