仕事柄、全国への出張が多い。ただ、どこでも仕事はしたい。しかしホテルのロビーなどでの作業には制限がある。そこでビジネスラウンジの「リージャス」を1年ほど利用した。月会費は3500円程度だが、はたしてそれが見合った金額なのか検証してみた。
筆者は仕事柄、全国への長期出張が多い。ただ、旅先のどこでも仕事はしたい。しかし、ホテルのロビーなどでの作業には制限がある。そこでビジネスラウンジの「リージャス」を1年ほど利用した。月会費は3465円だが、はたしてそれが見合った金額なのか検証してみた。
率直な感想としては「月会費3465円は結構なお値段」と思うものの、新幹線が通る駅の近くで、時間があれば半日近く仕事をしたいと思うことが意外と多いので、実際には便利だった。人にもよるが、筆者と似た仕事スタイルの人にとっては十分に見合う金額だろう。
ここで少し、リージャスについて説明しておこう。貸しオフィス事業を展開しているリージャスは、世界95カ国550都市、1200もの拠点を持ち、日本では東京や大阪、名古屋、北海道などの主要都市にビジネスラウンジを構えている。1年前に、筆者が住む仙台の駅の近くにもこのリージャスができた。偶然にもそこのマネージャーが、筆者が主催するアイデアプラントのアイデアワークショップに参加していたのをきっかけに、そのご縁からこのサービスを使い始めたのである。
当初は、仙台のビジネスラウンジを新幹線の出発までに使うだけだったが、実際に行ってみると、無料のコーヒーが設置されていたりネットも使えてとても快適だった。
ある日、東京滞在時に東京国際フォーラムで見たことを急いで原稿を書いて送信しなければならないことがあった。「そうだこの近くにリージャスがあった」と思いだし、有楽町のリージャスを使ってみた。
有楽町のラウンジも仙台のそれと変わらない居心地の良さで、気がつけば定時までずっとそこで仕事をしていたくらいだった。
出張で名古屋に訪れたときは、ホテルをチェックアウトした後、予約した午後の新幹線まで時間が空いてしまったので、リージャスのビジネスラウンジに寄って仕事。地域によってオフィスのデザインが違うのも、また楽しい。
別の日に福岡に行ったときは、ホテルを出た後東京に移動するか、それとも博多にとどまるかの自由度があったので、ホテルをチェックアウトしてからリージャスを利用した。ラウンジで仙台の事務所とスカイプ会議などをしているうち、総合的に考えて「今日のうちに東京に入ろう」と思い、すぐに新幹線とホテルを予約して飛び出したこともあった。