子どもを持つかどうか。これはパートナーを持つかどうかと同じぐらい、人生でもっ
も大事な選択といえるでしょう。あとでお話ししますが、子どもを持ったから幸せになれるということはありません。
子どもを持つかどうかで、人生はまったく違ってきます。パートナーと別れることはできても、子どもと縁を切ることはできないからです。
あなたは、子どもが生きている限り、一生その子の親であり続けます。この縁は、そんなに簡単に切れるものではありません。
子どもは不思議な存在で、欲しいときには来ず、来ないでほしいときに来たりするものです。ここに人生のドラマがあります。子どもは、授かりものなので、なかなか思うとおりにはいかないものです。どうしても、自分の子どもができず、それでも子どもが欲しいという場合は、養子をもらうという選択もありえると思います。
お金持ちになった人は、「お金持ちになるまで、お金があるという世界を知らなかった」といいます。子どもを持っている人は、「子どもを持つすばらしさは、持ってみないとわからなかった」といいます。いろいろ聞いてまわっても、人生で最高に幸せだった瞬間は、子どもが生まれたときだったと語る人は多いようです。同時に、子どもの問題でいつも振り回されている人もいます。
子どもを持つとはどういうことなのかを、リサーチしてみましょう。その喜びと大変さを実際の体験者から聞いたうえで、自分なりの考えを持っておきましょう。
パートナー、子どもを持つとどうなるのか。これからの人生を考えるときに、いいことも悪いことも含めて、リサーチしておくことは大切です。
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