三三は、名刺管理サービス「Eight」のAndroid版アプリを公開した。スマートフォンで撮影した名刺データをテキストデータで登録でき、PCやスマートフォンから確認が可能だ。
三三は10月23日、名刺管理サービス「Eight」のAndroid版アプリを公開した(Google Playへのリンク)。料金は無料。Android 2.3.3以上に対応している。
Eightは2012年2月に提供開始した無料の名刺管理サービス。スマートフォンで撮影した名刺情報を三三のスタッフが手入力でテキスト化するため、通常のOCRよりも高い精度で名刺をデータ管理できるのが特徴だ。データ化した名刺情報は、PCやスマートフォンで確認できる。
すでに公開しているiPhone版と同等の機能を搭載。名刺の登録、管理に加えて、Eight上での名刺交換も可能だ。登録した名刺情報から相手にリクエストを送信、承認されれば、互い名刺がリンクされた状態となる。リンクした名刺は、部署異動やオフィス移転などでどちらか一方の住所や役職が変わった場合でも、プロフィール情報を更新することで、登録している各ユーザーが新しい名刺情報に更新できる仕組みだ。
さらに既にFacebookやmixi、Gmailで登録しているユーザー同士であれば、それら外部サービスと連係を図ることで、連絡先をEight上でリンクすることも可能。実際に名刺交換をしなくても、既にオンラインで登録しているユーザであれば名刺情報を公開できるというわけだ。
三三では今後、NFC(近距離無線通信規格)を搭載したAndroid端末でより手軽に名刺が交換でできる仕組みなどを考えているという。
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