FolderLoggerを使えば「最近使ったファイル」と同じように、フォルダの履歴を記録できるようになる。うっかり閉じてしまった場合もすぐに開き直すことができ便利だ。
PCで作業を行なっている時、まだ開けたままにしておく必要があるのにうっかりフォルダを閉じてしまうことがある。閉じてしまったのがフォルダでなくファイルであれば、アプリケーションから開き直すこともできるし、Windowsのスタートメニューに表示される「最近使ったファイル」からもう一度開くこともできるが、フォルダの場合はそうもいかない。
こうした場合に便利なのが、今回紹介する「FolderLogger」(フォルダロガー)だ。このソフトを常駐させておけば、指定された件数(最大50件)だけ、フォルダの履歴を取得し保存してくれる。うっかりフォルダを閉じてしまったという場合でも、タスクバーのアイコンをクリックして、かんたんに開き直せるというわけだ。
ローカルドライブはもちろん、リムーバブルディスクやネットワークドライブの履歴を取得することもでき、また設定画面からこれらだけを除外することもできる。基本的に開いたフォルダすべてが記録されるので、下の階層まで順に開いていくと途中の階層もすべて履歴に残る形になるが、それだとわずらわしい場合は「フォルダを○○秒開いたら履歴に残す」の値をゼロではなく数秒以上に設定しておけば、一瞬開いただけで記録することはなくなる。
このほか、特定のフォルダを登録しておくこともできるので、よく使うフォルダについては履歴に記録されていなくてもすばやく呼び出せる。なにより、このソフトが起動していればウィンドウを常時開いている必要がなくなるので、タスクバー上がすっきりするのはありがたい。現状では履歴を個別に削除する機能がないのと、動作がやや不安定な場合もあるようだが、まだバージョン1.10ということで、今後に期待しよう。
ソフト名 | 対応OS | 利用料 | 作者 |
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FolderLogger | Windows XP | 無料 | ゆき(T-YUKI)氏 |
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