ショットノート発案の経緯は女性社員を助けるためだった!?Biz.ID Weekly Top10

発売1年8カ月で累計販売冊数が200万冊を突破したキングジムの「ショットノート」。ユーザーの大半が男性のようですが、もともとは働く女性を助けるために発案されたものだったようです。

» 2012年10月03日 16時55分 公開
[上口翔子,Business Media 誠]

 先週のアクセスランキング1位は「紙とペンに代わるNo.1ノートツールに――資料作成やスケッチにも使える無料手書きアプリ『Note Anytime』」。2位は「PDFで無料ダウンロードできてすぐ使える、ノートやグラフ用紙の配布サイト」、3位は「SIMフリー版iPhone 5に日本での使い道はないのか?」でした。


ショットノートは、手書きメモを専用のアプリで撮影してデータ保存できる、いわゆる“スマホ対応ノート”。自動で台形補正や色補正をしてくれるので、アイデアメモなどをきれいに撮っておきたいときなどに便利です

 個人的に気になったのは、4位の「女子に売れるか『ショットノート』――200万冊超のベストセラーに死角あり?」。キングジムが開催した「ショットノートを女性に使ってもらうためにはどうしたらいいか」を考えるワークショップを取材した記事です。その中で、キングジムの遠藤慎さんが言っていたショットノート発案の経緯が「議事録などをまとめる女性社員が苦労していたところを見かねたこときっかけだった」ことに少し驚きました。

 私の勝手なイメージですが、ショットノートはスマートフォンなどガジェット好きなユーザーが多く、女性よりはどちらかというと男性が好む商品だと思っていました。今はラインアップも増えて、表紙カラ―がカラフルなものもありますが、発売当初はブラックのみで、ビジネスマン向けをイメージさせるものだったからです。

表紙が透明カラーのショットノート。ツインリングタイプ。画像はキングジムのプレスリリースから

 そんなショットノートが女性に使ってもらうためにはどうしたらいいか、ワークショップの内容はぜひ記事をご覧頂ければと思います。最近は女性のスマホユーザーもかなり増えてきているので、そうした人たちをターゲットとしたキングジムの今後の展開が楽しみです。

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