シャープペンシルとボールペンを一体化した「シャーボ」や速乾性油性フェルトペン「ハイマッキー」などのペン製品で有名なゼブラでは、いくつかのペンを試してみました。
1つは新発売の「プレフィール」。4本分の替え芯を自由に組み合わせられるボールペンで、ゼブラが用意しているホルダー16種、替え芯57種を利用できるのが特徴です。油性や水性(ジェル)の替え芯もいいんですけど、オススメされたのは「エマルジョンインク」の替え芯です。
エマルジョンインクとは一言で表すと油性と水性を混合したインク。水性インクと油性インクを3対7の割合で混合し、油性インクの中に水性インクが混ざっているのが特徴です。いわゆる乳化状態になっているのが特徴で、油性のしっかりした手ごたえと、水性のさらさらした軽さを兼ね備えていると言います。実際に書いてみると、サラサラしている割に水性特有のにじみもありません。これはいいかも!
続いては「アルベス イーオー」という英国はロンドンの交通機関をモチーフにしたペンシリーズ。ロンドンバスをデザインした油性ボールペン(210円)、地下鉄をイメージした3色油性ボールペン(315円)、ロンドンタクシーをデザインしたシャープペン(210円)、テムズ川の水運をモチーフにした蛍光ペン(105円)――の4種類。今年はロンドンでオリンピックも行われますので、タイムリーなシリーズですね。4種類をセットにした「アルベス イーオー セット」(840円)も販売しています。
もう1つは伸び縮みする油性ボールペン「SL-F1mini」。全長が83.2〜106.9ミリと伸縮するのが特徴です(最大径は8.1ミリ)。伸びる時にはペン先が顔を出し、縮む時にはペン先も隠れるので、使わない時は縮ませてポケットやカバンに忍ばせておけば汚れることもないのがうれしいです。ISOTの会場では、新色がいくつか登場していました。いずれも315円。
最後はハイマッキーの特殊用途用「マッキープロ」(262円)です。水に濡れたりはっ水性があったりする面に書きこめるマッキーの新製品。ペン先もしっかりしていて、コンクリートや木材などの粗い面に書き込めます。動画では紙テープに書きこんでいるところを紹介していますので、ぜひご覧ください。
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