スキャナもコピーも――日本HPからモバイルインクジェット複合機

日本ヒューレット・パッカードは、小型インクジェットプリンタを発表した。2012年7月に発売予定で、価格は3万6960円。

» 2012年06月20日 13時25分 公開
[上口翔子,Business Media 誠]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は6月20日、小型インクジェットプリンタ「HP Officejet 150 Mobile AIO」を発表した。2012年7月に発売予定で、価格は3万6960円。カラーはシルバー。

 本体寸法は350×171×90ミリ(幅×奥行き×高さ)、重量3.1キロ。印刷速度はA4モノクロが毎分5枚、カラーが毎分3.5枚。内蔵バッテリーで、最大500枚の印刷が可能だ。インクは顔料ブラック+カラー(CMY)の2カードリッジで、価格は各2000〜3000円になる見込み。

 操作は、2.36インチのカラータッチスクリーンで行う。プリント機能のほか、単体でスキャンとコピーも可能で、タッチ操作でそれら機能を選択していく形だ。スキャン性能については正確な数値を公表していないが、実機を見た印象ではA4用紙1枚当たり5〜6秒で完了する。

 外部接続インタフェースはUSB 2.0ポート、SD/MMCカードスロットを備える。Bluetooth 2.0経由で対応機器からプリンタ本体の操作も可能だ。なおACアダプターは、HP製のノートPCと同じもの。HP製のノートPCを使用しているユーザーであれば、外出先でアダプターを複数持ち歩かなくてもすむというわけだ。HPによると、2台目以降の手軽に使えるモバイルプリンタを想定して作ったという。

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