梅雨シーズンの外出に備える「折り畳み傘ケース」4選3分LifeHacking(1/2 ページ)

梅雨シーズンに便利な折り畳み傘のケースを紹介しよう。完全に密封できるビニール製の製品から、吸水する素材を用いた製品までさまざまだ。

» 2012年06月04日 14時00分 公開
[kizuki,Business Media 誠]

 6月に入り、いよいよ梅雨の季節。この時期特有のじめじめさに、毎日憂鬱(ゆううつ)な気分の人も多いことだろう。

 梅雨の時期に何かと出番が多くなるのが折り畳み傘だが、未使用のままバッグの中に入れておくだけならまだしも、いったん雨にぬれてしまうと、持ち歩くのが大変煩わしくなる。バッグに入れると荷物を濡らしてしまうし、手に持ったままの移動というのもかさばることこの上ない。

 今回は、こうした場合に便利な、折り畳み傘専用の収納ケースを紹介する。ぬれたままの折り畳み傘を収納できるので周囲を濡らすことなく、また製品によってはぬれた傘の乾燥までサポートしてくれる。気に入った製品があれば、ぜひ手にとって使ってみてほしい。

二重に密封できるビニール製の「折りたたみカサ用防水ポーチ」

 丸隆の「折りたたみカサ用防水ポーチ」は、密閉式のチャックとマジックテープの二重構造になったビニール製のポーチだ。ぬれた傘を入れてチャックを閉めた後、口を折り返してマジックテープで止めることで密閉状態となり、水滴の漏れを防げる。


  今回紹介するのはSサイズ(32×11センチ)。他にサイズ違いや柄物もラインアップしている。何の変哲もない透明のビニールケースに見えるが、ビニールは厚手で、口もかなり頑丈。未使用時はバッグの中でかさばらないのもメリットだ

 口が二重になっているため水漏れ防止は完璧に近く、中の空気を外に押し出すことすら難しいほどだが、ビニール製のため内部がいったんぬれると完全に乾かしにくいのが実用上はややネック。乾かすというよりも、水気を切って次に備えるという使い方になるだろう。


  画像左は折り畳み傘を入れた状態。密封されるので空気で膨らませたような状態になる。チャックとマジックテープの二重構造で、後述の製品と違って吸水機能はないが、水漏れに対する信頼性はそこそこ高そうだ

製品名 実勢価格 発売元
折りたたみカサ用防水ポーチS(※)メーカーはサイトなく、リンク先は派生製品となる 819円 丸隆

マイクロファイバーで水滴を吸収する「スーパードライ傘ケース SUSU」

 山崎産業の「スーパードライ傘ケース SUSU」は、内側に超吸水マイクロファイバーを用いた傘ケースだ。ヒダのような独特の表面をしたマイクロファイバーが内側に貼られており、濡れた傘を入れることで、水分をすばやく吸収してくれる。


  カラーバリエーションは、ベージュのほか、オレンジ、グリーン、ブルー、ブラック。外側はカラーバリエーションを問わずブラックのみ。ビジネスユースには使いやすい

 ファスナーで開閉するタイプなので、傘を入れやすく、また裏返して乾かすのも簡単。今回紹介する4製品の中ではもっとも乾燥させやすい。マイクロファイバーのヒダはある程度の厚みがあることから、傘を入れていない状態でもややかさばるのがネックと言えそうだ。


  ヒダ状のマイクロファイバーは片面にのみ貼り付けられている。裏返してバッグなどのぬれたところを拭くのにも向く。折りたたんだ状態で長さ24×周囲の長さ17センチの傘まで対応する

製品名 実勢価格 発売元
スーパードライ傘ケース SUSU 1365円 山崎産業
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