4月から公開してきたスマート文具座談会も、本日公開分で最終回となりました。参加者6人が持ち寄ったお勧め文具を紹介しているのですが、中でも文具王持参のあるお宝グッズに驚きました。
2012年5月20日〜2012年5月26日
先週のアクセスランキング1位は、「iPhoneと駐車場「タイムズ」の意外な共通点」。2位には「スマホ連係文具でデジタル化するもの、あえて現物で残すもの」、3位には「雑誌を買わなくなった理由から、欲しい雑誌を考えてみた」がランクインしました。
ランキング2位に入った記事の連載「スマート文具座談会」ですが、次回公開分でついに最終回を迎えます。前回までの「スマート文具とは何ぞや?」というような議論調とは異なり、今回は参加者6人が各自持ち寄ったお勧め文具などを紹介しています。
どの文具も大変興味深かったのですが、中でも驚いたのが文具王が持ってきた100年前の針なしステープラーです。原理はコクヨS&Tが出している「ハリナックス」と同じなのですが、素材が金属製で、見た目からして何となく高級感があるのです。
文具王によると、当時は現在のホッチキスにつながる針使用ステープラーよりも、針なしの方が多くの種類製造されていたようです。しかしその後、針の価格が安くなり、かつ針有りの方が多くの枚数を閉じられることから、針なしステープラーは市場から徐々に見なくなった経緯があります。しかし現在は、エコの観点などからも見直されて、ハリナックスのような製品も出てきています。
ちなみに、座談会当日は皆さんに「最近気に入っていたり、お勧めしたい文具やグッズを持ってきてください」とお伝えしたのですが、文具王が持ってきたその数にビックリ! 何とキャリーバッグいっぱいに文具を入れてもってきてくれました。
スマート文具サミットは次回公開する記事でひとまず終了するのですが、7月には文具・紙製品の専門展示会「ISOT」もありますし、引き続き文具の話題は紹介していきます。今後も「スマート文具」コーナーをお楽しみください。
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